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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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不倫がバレて (4)-2

Zの中出しは逞しく男らしさに溢れており、本当に妻が妊娠させられてしまうのではないかと不安を感じるほどであった。ゆきも疲労と、レイプの恐怖と中出しの絶望から人格が半ば破壊され、ただ「強い男」に屈し媚びへつらい、「弱い男」を見下し蔑む女に堕ちていく。

Zに対してだけ膣内射精を懇願する妻。
「Zくんの精子ちょうだい!いっぱい中に出してゆきを妊娠させて!」「Zくんの赤ちゃん妊娠したいの!ゆきの子宮にZくんの精液いっぱい出してえ!」「パパの精子いらない、Zくんだけ中に出して!」
嫌がる妻に無理やり中出しする私。
「パパやだやだやだ中に出さないでぇ!全然気持ちよくない、あなたのおちんちんに中出しなんてされたくない!ねぇやめておねがい!」「なんでパパまで中に出すの?信じられない、最悪……」「ねぇZくん、パパの気持ち悪い精子Zくんのおちんちんで掻き出して」「もう一回Zくんの精子で……ゆきのお腹を……たぷんたぷんに満たして………………」

精根尽き果てたゆきがZに犯されながら寝てしまったので、最後に一発ずつゆきの顔にぶっかけて私とZも眠りについた。



数十分後、ゆきが起きてシャワーを浴びに行く。気がついて後を追う。

熱いシャワーで二人とも我に返り、しかしさきほどまでの痴態の感触はまだ生々しく残っている。どことなく気恥ずかしい雰囲気。
「ゆき、今日凄かった」
気まずさを埋めるようにゆきの身体に泡を付け洗ってやると、妻も同じようにしてくれた。
「あーー信じられない。こんな奥さんのこと嫌いになったでしょ?」

私がこんなことで嫌いにならないのを承知で「嫌いになるわけない」「大好き」、そんな言葉が欲しくて聞いてくるゆき。いい歳をして他愛もない駆け引きをしてくるゆきが、いじらしい。

「ならないよ、ボロボロに犯されてたゆきが愛おしかった」
「汚れたゆきにキスもできなくなっちゃったくせにーー」
「そ、それはまあさすがに……」
一度だけ、ゆきの顔に出されたZの精液を舐めてしまったがあれは最悪の気分だった。3Pはとんでもなく興奮するが、難しいところもあるなと学んだ瞬間だった。
「こんなに可愛い奥さんを男の人二人でめちゃくちゃに犯して楽しい?」
「自分で可愛いとか言っちゃう?」
「今日は超頑張ったんだからこのくらい言わせて」
「そうだね。浮気も超頑張ってたもんね」
「そうそう、パパの計画通り浮気してあげられるよう、超頑張ったよー」
ニヤリと笑うゆき。思わぬ反撃に硬直する私。
「あ、あれ? ししし、知ってたの?」
「あ、やっぱりそうなんだ。もしかしてって思ってカマかけただけなんだけど」
「う……」
「だって『ガチ』ならZくんがちょっと平然とし過ぎかなって。途中で気がついたの」
やっぱりあいつは大根役者だ。
「ごめん……」
私は自身の欲望に負け、かつて「浮気しちゃったらどうする?」と揺れる心を吐露してくれた妻の葛藤を弄んでしまったことを詫びた。あのときは「浮気はダメだよ」などと格好つけてたくせに。

「ううん、欲望に負けちゃったのは私も同じ。何も言えないです」
「……」
「それに今日のこと抜きにしても、前にもう二回しちゃってるわけだし」

実はそっちもきっかけは私の差し金だ。正直に言うべきか。
しかしこの話をすると、ゆきの「回数のごまかし」にも話が及ばざるを得ない。つまりは私もゆきも秘密を抱えており、お互い後ろめたい状態なのだ。

ゆきが私の乳首をコリコリ触りながら私の顔色を伺ってくる。何を考えているのだろう。
「奥さんに仕掛けたどっきりがバレて心臓がドクドクいってる。可愛いパパ……」
私の乳首をペロリと舐める。浮気を秘密にし続ける人妻はどことなく色っぽい。妻の股間を触ると熱いものが溢れてぬめっとしていた。

「浮気はだめって言ってたパパが浮気させて、ゆきはゆきで浮気しちゃって……」
「だめな夫婦だね」
私たちはどちらからともなく笑った。自虐的な乾いた笑い。
互いのダメさ加減を許し合い、唇を重ねた。甘やかし合う共依存の関係と言ってもいい。夫婦としてはもちろん健全な状態ではないが、しかし今さら清廉な関係には戻れないとも思う。

「それでねパパ。正直に言います。ゆき、また浮気すると思う……」
ゆきも同じことを考えていたようだ。
「ときどきZくんとのエッチを思い出して……したくなることがあります……」
キスしながら、互いの乳首を撫で、生殖器に優しくタッチする。二人の息が荒くなる。
「……そっか」
「ゆき、Zくんに誘われて断れなかった。誘われると身体が熱くなるし、キスされると嬉しくなっちゃう」
私のペニスを握って自らの花びらにあてがう。あてがって腰を突き出し挿入を促す。私は亀頭を妻のクリトリスに押し付けぬるぬる擦りつけ、焦らす。ゆきは切ない喘ぎ声を漏らし尻をくねらせ、亀頭を膣の中に迎え入れようとしている。まだ焦らす。
「ぁ……はぅん……!Zくんに触られるともっとしてって続きを期待しちゃう。ゆきって淫乱なのかも。今はもうエッチな自分を認めるしかないのかなって……そう思ってる……ぁあああ!」

夫の陰茎が、妻の膣に挿入された。私たちは立った状態で抱きしめ合いながらの性交をしばし楽しんだ。

「ゆき……正直に言ってくれてありがとう。そう思っちゃう気持ちはわかるよ。浮気もゆきに任せる」
「……ありがとう。もし浮気しちゃっても……大好きなのはパパだけだから」
「あれ?なんかめちゃくちゃゆきに都合のいい話になってない?」
ふふっと笑い合う。舌をペロッと出して交互に吸い付く。
「なってる。いつも都合のいい旦那さんでいてくれて、ありがとう」
浮気しても許してくれる夫。「大好きなのはパパだけ」と言っておけばいいのだ。


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