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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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不倫がバレて (3)-1

私が射精しても、Zへの口淫奉仕を続けるゆき。
浮気がバレた妻に対して、本来圧倒的に立場が上であるはずの私がなぜかいたたまれなくなり、気まずさを取り繕うようへトイレに逃げ込む。

隠しカメラの映像を見ると、ゆきのフェラチオにはいっそう熱がこもっていた。
口をすぼめ舌をねっとり絡める献身的な奉仕。揺れる乳房をZに揉まれて官能的な声を漏らす。
尻に出した私の精液が膣に垂れるのを、後ろ手で拭きとりティッシュをポイと捨てる。精液の後始末もせず逃げ出したのを責められている気がして恥ずかしくなった。

ペニスに優しく口づけしながら、これまでの不倫デートについて「他のことは絶対に言わないで!」と強く念押ししている。
「二回」の浮気日時についての口裏合わせも抜かりなく行い、最後に「今日はお尻の穴は絶対に触らないで」と付け加えた。

たまらない。私の前では一貫して清楚で誠実な妻の、こういう黒い一面を見たかった。最悪の浮気バレこそしてしまったが、夫は許してくれそうな雰囲気だし、過去の不貞行為もついでに「清算」できた。Zへの根回しも済んで、もうあとはしおらしい顔で「ごめんなさい」しておけば夫は勝手に許し、あまつさえ興奮してくれるのだ。ゆきにとって私はなんと都合の良い男だろう。

ペニスの鈴口をペロペロしたり亀頭を口に含み舌で転がすゆき。話題は私とのセックスへ。
「パパのおちんちん、挿れられてるのほとんどわからなくてびっくりしちゃった」「気持ちよかった?」「……あんまり……ていうか、うーん、全然……」
さすがにこの発言はどうなのだと顔面蒼白になっていると、まだ続きがあった。

「どうしよう……?」「どうしようって?」「このままじゃパパが可哀想」「優しいね」「さっきも言ったけどパパが大好きなの。知ってるでしょ」
ペニスをハーモニカのように握り唇を押し付け、根本から竿の先まで何度も往復させている。
「ゆきさんは大好きでもOさんには嫌われちゃったかも」「もう、いじわる! そうかもしれないけど……パパならきっと、大丈夫だもん!」「あはは、でも大好きっていう割にOさんのこと無視してなかった?」「どうすればいいかわからなくて混乱してただけ」「あんなフェラに夢中で……Oさん傷ついたかもよ?」「えーーそれ無意識! ほんとに?」「あはは、よほどテンパってたんだね。明らかにOさんより俺を優先してて俺も気まずかったくらい」「ねぇどうしようどうしようどうしよう」「ゆきさんが今まで通り旦那さんラブな人妻さんでほっとしたー。嘘はついちゃうみたいだけど」「それはそれ、これはこれだよー。全部なんて言えるわけないじゃん……」「たしかに!言ったら夫婦の致命傷になるね」「でしょう? だから無理」「週一か週二でデートしてたし何十回もヤッちゃってるもんね」「ねぇそれよりホントにどうしよう?」「感じてる演技とかは?」「うーん、パパああ見えて繊細だからかえって傷つけちゃうかも。でもそれしかないかな……」

喜んでいいのか怒るべきなのか。結局私はゆきに惚れている。惚れている限りこの女性のあらゆる行動に振り回される運命であり、それに喜びすら感じてしまうのが私という人間だ。

Zがイキそうになっていることをゆきに伝えると、ラストスパートとばかりに頭全体を激しく前後に動かし陰茎の出し挿れをはじめた。ジュッポジュッポと派手な音をさせて手でもしごく。睾丸から蟻の戸渡り、そしておそらくはアナルにまで片手を伸ばして刺激している。見ているだけで気持ちの良さそうな妻のフェラチオ。

Zが射精した。
男の下半身がビクンビクンと跳ねるたびに。大量の精液がゆきの口の中に流し込まれていく。頭を押さえつけられても唇をしっかり閉じ、涙を浮かべて耐える妻。そろりとペニスを抜き取り、口に溜まったものを見せてから、恥ずかしそうにはにかんでゴクリと精液を飲み込んだ。

仲睦まじく抱き合ってキスする二人。本当にこの二人を見ていると恋人同士としか思えない。
ゆき自身、真剣に付き合う対象かは別にして、異性としてZに魅力を感じているのは間違いないだろう。それを恋心というのなら、ゆきはZに恋をしている。Zは百戦錬磨だけあって一歩引いているが、私と会うたびに顔も身体もセックスも、おまけに性格や会話までべた褒めで、過去最高の女性だという彼の言葉はあながちお世辞でもなさそうだ。


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