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真奈美の性春
【学園物 官能小説】

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禁断 家族の交わり-1

真奈美の治療を受けた敏明は、次の日から登校した。
真奈美はほっとして、敏明に声をかけた。
しかし、敏明の表情にはどこかしら陰りがあった。
いや、敏明のクラスの担任も、他の友達も、
敏明の変化に全く気付かなかったが、真奈美だけは、違和感を感じていた。
(どうしたんだろう。とし君。なんか、昨日とは違うみたい。)

真奈美は不安な気持ちになったが、
敏明を問い詰めることはしなかった。

ただ、実は、真奈美は全く知らないことではあったが、重大な問題が生じていたのだ。
それも、これからの真奈美と敏明の人生を大きく左右するような大きな問題だった。

そのことを詳しく語るためにも、時間を少し戻して話を進めていこう。

真奈美がまだ、敏明の治療を進めているところへ時はさかのぼる。



敏明の姉、紗理奈が見せる「治療」を、
見よう見まねで敏明に施していた真奈美は、
その最中に、さらに別の人間の視線を感じた。

その視線は、紗理奈が部屋に入ってきたときから、
なんとなく感じていたものだったが、
真奈美は敏明のことが心配で、それが誰なのかも確かめようはしなかった。

しかし、真奈美が敏明のモノを元へ戻そうと必死になっていると、
その人物が姿を現したのだった。

「真奈美ちゃん。本当に、ありがとうね。
 敏明のことをそんなに心配してくれるなんて。」

そこに現れたのは、敏明の母親だった。
「だ、れ?。ど、どなたですか?」

敏明のペニスからいったん口を反し、顔を上げた真奈美は、
そこにいる人物のいでたちを見て驚いた。

その女性は、黒の皮のような服を着ていた。
いや、小学生の真奈美から見ると、
それは服とはとても思えなかったのだが、
いわゆる、SM女王のような衣装だった。

身体にぴったりと密着する革のようなもので出来ているその服。
首には首輪がつけられ、そこから胸を膨らみを露出させたままの生地が、
下半身へと伸びている。
おへその周りは切り取られているのか、穴が開いており、
お尻のほとんどが丸見えになっていた。
太ももまで伸びた靴のようなものを履いて、
同じく黒いひものようなパンティーが辛うじて、無毛の股間を覆い隠していた。

勿論、真奈美の目には、おかしな服、としか映らなかったのだが、
真奈美をさらに驚かせたのは、その人物の後ろに、
犬のように四つん這いで歩いてきた少女がいたことだった。

四つん這いになったその胸はかなり豊かで、
犬のように歩くと上下左右に揺れた。
首には赤い首輪がつけられ、それから伸びた同じく赤いリードは、
先ほどの女性の手に握られていた。
顔は童顔で、ひょっとすると、真真美くらいなのかも知らなかった。
しかしその顔は、リードを引かれるたびに、苦痛にゆがんだ。

手首と足首には、革製の手枷足枷がつけられていた。
真奈美がつけられたものよりも、
はるかに本格的なもので、頑丈そうだった。

頭には犬のような可愛らしい耳のカチューシャがつけられている。
よく見ると、乳首には真っ赤なルージュが厚く塗られていた。

胸も、お尻も、全て丸出しだった。
しかし、ふたりが真奈美に近づいた時、
真奈美は、その少女のお尻に、しっぽが生えているのを見た。
(犬?本物?ううん。顔も体も、人間だ。
  じゃあ、しっぽが生えてるのって。。)

ベッドの周りを女性に引かれながら一回りするうちに、
真奈美はそのしっぽがお尻の穴から生えているのに気付いた。

(なんか、可哀そう。嫌がってるみたいだし。二人は、誰なんだろう。)

隣で紗理奈から治療を受けていた父親が、
半身になったまま、二人をじっと見つめている真奈美に言った。

「真奈美ちゃん。突然で驚いただろう?敏明の母親だ。麗子という。
 それから、もう一匹、と言った方がいいかな。
 敏明の下の姉。奈美子だ。君よりも3つくらい、お姉さんかな。」

そう言うと、父親は、一度紗理奈に愛撫、いや、治療を中断させ、
奈美子の尻を軽く叩いた。
「ほら、奈美子。ご挨拶は?」
「クンクン。ウーワン。」

「よしよし、よくできた。お母さんからご褒美をもらいなさい。」
父親の言葉を聞くと、真奈美はすかさず、母親の足元に近づき、
お尻を上げたまま、伏せの姿勢を取った。
母親の麗子は、美奈子のその白い尻を平手で叩いた。
「キャンキャン。」

「真奈美ちゃん。おどろいただろ?心配しなくていいんだ。
 奈美子はね、あんなふうにされるのが、一番うれしいんだよ。
 ほら、その証拠に、あんなにしっぽを振って、
 お代わりをおねだりしているだろ?」

確かに美奈子の顔は喜びにあふれており、
膝立ちをして、母親にさらなるご褒美をねだっているようだった。

「美奈子は、1か月ほど前に、敏明に治療してもらったんだ。
 真奈美ちゃんと同じようにね。だから真奈美ちゃんの先輩でもある。」

「それよりも麗子。こんな場面で現れて。
 お前たちは、今日は顔を出さないはずだったろ?
 ほら、真奈美ちゃんが驚いて敏明の治療を中断してしまったじゃないか。」
「あら、ごめんなさい、あなた。
 だって、真奈美ちゃんを見ているとあまりにも健気で。
 つい、近くで見守りたくなったのよ。」
「まあ、その気持ちはわからないでもないが。
 敏明、そんなわけで、みんなそろってしまった。どうする?」


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