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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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不倫がバレて (2)-3

ゆきを全裸に剥いて、Zのペニスにフェラチオをさせる。
間近で夫に見られながら浮気相手の陰茎を咥えさせられる妻。普段より幾分控えめながら、舌をねっとり這わせている分いやらしく感じる。

「ひょっとしてゆき、浮気じゃなくて本気だったりしない?」
「んん……信じてもらえなくても仕方ないけど……パパのほうが好き……『ほうが』なんて比べたこともないです、パパが好きです……ぁぐ……」
Zの肉棒を頬張りながら夫への愛を語る妻。
「大好きZくんて叫んでたけど」
「………………んぷ…………じゅぷ……」
唾液をたっぷりつけて、見ているだけで気持ちよさそうな口淫奉仕。
「大好きっていいながらお尻振って、Zにしがみついてキスしてた」
「……はい……だから信じてもらえなくても何も言えません。でもパパが好きです……ごめんなさい……んぐ……ジュル……」
頭を大きく上下させ、たくましい男性器を喉奥まで出し入れしている。

「わかったよ、じゃあもうひとつ聞いていい?」
「うん」
「正直に答えてね」
「…………」
「実はゆきって……今までも浮気したことある?」

ゆきの表情にちらりと影が指す。緊張した面持ちで口を開く。
「……………………はい、あります」
ついに言った。正直に答えたのは懺悔の気持ちか、それともこの機会にカミングアウトして身軽になっておこうという打算だろうか。あるいは単にセックス中の会話を聞かれた以上はもう隠しきれないと判断したか。

「あるんだ……いつ?だれと?」
「…………」
一瞬目が泳がせたゆきを見て、はっとした。もし妻の口からZ以外の男の名前が出てきたら――実際ここ最近、もしかしてと考えてしまうことがよくある。Zと浮気デートを繰り返すゆきを見て、妻が私の考えていたよりもずっとしたたかな女だということを思い知らされた。昔から言いよる男はいくらでもあったのだ。あとはゆきさえその気になれば、他に異性関係を持っていたとしても不思議ではない。

Zの陰茎を深く飲み込んでいたゆきが、ゆっくり吐き出して口を開く。
「Zくんと……一ヶ月くらい前に……」
出てきた名前に胸をなでおろす。
「一度?」
「……えっと、二回……かな?……」
ここで嘘をつくゆき。また目が泳いだ。Zの亀頭に唇を押し付け、鈴口を舌先でチロチロ、カリ首を舌でべろん、べろりと舐め回す。
「なんではっきり覚えてないの?」
「二回、です」
「俺の知らない間に、二回も浮気してたんだ?」
「……ごめんなさい」
他人棒を咥えながら、私の顔色をうかがうようにちらりとこちらに視線を向ける妻。

すべてを知る私には、ゆきが表面的にはごめんなさいと謝りつつ、浮気回数の過少申告で保身を図っているのが丸わかりだ。もちろんこういうずるさは人間誰しも持っているものだとは思う。どんな夫婦にも隠し事の一つや二つはあるし、大人の女性ならパートナーに言えない秘密を持っているのは珍しいことではない。
十五年間寄り添ってきた妻の嘘はやはり少し堪えるが、同時に、妻の中にたしかに存在する「女」に、例えようのない色気も感じてしまう。毎日私の前で見せてくれる、ゆきの屈託のない笑顔が脳裏に浮かんで消えた。



「あぁ!ゆき!ショックだよ!俺に隠れてそんなこと……!」
私は下半身を露出すると、四つん這いでZのペニスを咥えている全裸のゆきに、後ろから挿入した。ジュプリと音を立て私の陰茎を飲み込んだ妻の膣から、女の匂いがむわっと立ち上ってきた。
「パパごめんなさ……ぃ……っ!…………っぐぷ……!」
後ろから突かれたはずみで、喉奥にZの肉棒が突き刺さってえずくゆき。構わず乱暴なピストン運動を開始する。
「……っんぐ……ゲホッ……ごぽっ……ゲホ……!」

浮気の罰として、上下の口両方に男根を挿し込まれ犯されている清楚な美人妻。愛する妻のあまりに哀れな末路。
汗ばんだむちむちの尻を掴み、感情に任せて腰を打ち付ける。
パンパンパンパン、パンパンパンパン――!

しかし私の激情とは対照的に、ゆきの反応は鈍いまま。Zに拡張されだらしなく緩みきった妻の女性器は、挿入感がほとんど感じられなかった。
「…………ん…………ん…………」
申し訳程度に吐息を漏らし、おとなしく夫のペニスを受け入れている妻。この女の身体はもはや私だけのものではない、他の男との共同所有物。辛すぎる現実。

パンパンパンパンパンパンパンパン、パンパンパンパンパンパンパンパン――!
妻のむっちり大きな尻のせいで音だけは派手に響く。虚しさが一層際立つ。悔しくて、腰を激しく振れば振るほど冷めていくゆき。
「……ん………………っ…………………」

気まずい雰囲気をごまかすためか、ゆきは目の前のZのペニスにより一層丹念に奉仕しはじめた。
男らしくそそり立つ男性器を大切そうに両手で支え、上目遣いでZを見上げる。大きく口を開けねっとり舌を這わせ咥えこむ。ジュルジュルペロペロ、涎が垂れるのも構わず頭を振り、陰茎を口の中に出し挿れしている。

粗末なモノを必死に押し付けてくる情けない夫の存在など、まるで無視して振る舞う妻が腹立たしい。しかしZへのフェラチオを命じたのは他でもない私。今はただ、他人棒を美味しそうに頬張るゆきの姿を後ろから見つめ、まったく反応のない妻の尻に虚しく腰を打ち付けるしかなかった。

惨めすぎる――。
屈辱と興奮で頭が真っ白になった私は、気がつくと妻の尻の上に射精していた。

ゆきは私の射精には一切関心を示さず、何事もなかったかのようにZへのフェラチオを続けていた。


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