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ひと夏の女神たち
【ファンタジー 官能小説】

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再会-2

利夫の返事も待たずに瑞希は船首に立ち、
振り返ると、利夫を目で促した。
利夫はエンジンをかけると、船首をその島に向けた。
船を操作しながら利夫は、船に立つ瑞希の後ろ姿凝視していた。


吹き寄せる海風にたなびく黒髪は、
細くしなやかで、
瑞希の肩のあたりを撫でている。

細く括れた足首。
よく締まったふくらはぎ。

そこから上に行く太股は、
思った以上に太く、
張りを持っている。

太股から股までのラインからさらに膨らみを増していくヒップ。
そのヒップは、今にも水着を引き裂かんばかりに、
見事なまでの張りを見せている。

元々が、かなり薄い布地で作られた水着。
瑞希の肌と一体化しているようにさえ見えるその水着は、
瑞希の体のラインを隠すどころか、
そのなめらかな曲線や、
見事な凹凸部分を
かえって強調していた。

お尻の辺りの布地の一部は、
瑞希のお尻の割れ目に沿って、
しっかりと食い込んでおり、
その張りと豊かさを見せつけていた。

背中の部分の布地は細く2本に別れ、クロスして首の方に向かっている。
黒く焼けた背中、
引き締まった背筋の辺りはほとんど露出していて、
陽の光に輝いていた。

瑞希の肌は、その全体がうっすらと汗ばんでおり、
太陽の光が乱射し輝くその肌は、眩いばかりだ。

瑞希が横を向くと、胸の膨らみがより強調される。
よく見ると、その先端の、
小さな突起が突き出ているのさえ、見てとれた。
明らかに、水着の布地が薄いのだろう。
その小さな突起の形状さえが利夫の目には見えた。

利夫の股間は、いつしか熱く、固くなっていた。

島に近付くと、壊れかけた小さな岸壁が見えてきた。
昔、作られたものが、そのままにされてきたのだろう。

利夫は慎重に船を操作し、船を近づけていく。
岸壁まで2mほどのところで、船首にいた瑞希が跳んだ。
瑞希の見事な肢体が逆光の向こうにある岸壁に着地した。

瑞希は利夫が投げるロープを、
見事な手さばきで岸壁のビットに結び付けた。

エンジンを切り、利夫も瑞希のように跳んで、岸壁に降りた。
それを体で受け止める瑞希。
二人はどちらともなく抱き合い、
何度もキスを交わす。

舌先を、利夫の唇に押し付け、
その唇を割って舌先をねじ込んでくる瑞希。

利夫はその下に自分の舌を絡ませる。
互いの唾液が口の中を行き来し、
瑞希の口からは早くも喘ぎ声が漏れてきた。


「ね、あっち、行こ。」
瑞希の股間へ伸びようとしていた利夫の手を取り、
瑞希は走り出した。

ほどなくして二人は、
木立に囲まれた小さな浜へ出た。

息をつきながら、利夫は改めて瑞希を見た。
見れば見るほど、魅力的な体だった。
正面から見ると、
胸の膨らみは、薄いとは言いながらも、
布地に締め付けられ、
少し潰されているように見える。

ウエストの部分は左右に分かれ、大きなスリットとなっていて、
その真ん中に、魅力的なへそが、
顔を出していた。

さらにそのまま視線を下ろしていくと、
布地の上からとはいえ、
ふっくらとした盛り上がりがあり、
その中央を縦に一本、
明らかにそれと分かる割れ目が透けて見えていた。


利夫が見とれていると、
瑞希が自分の水着に手をかけながら利夫を見ていた。
「ねえ、脱がせたい?それとも、脱いでるとこ、見たい?」
(エッ?脱ぐ?どっちかって?)

一瞬、利夫は固まった。
(できれば、両方かな。)

 そんなことを考えていると、
 瑞希は自分の体の正面に太陽の光を受ける位置に動き、
「じゃあ、今日は見せてあげる。
わたしが脱ぐところ。前は、逆光でよく見えなかったでしょ?
今日は、よく見せてあげるわ。
わたしの体の隅々、ううん、体の奥の奥まで。」

そう言うと、瑞希は自分の水着に手をかけ、
利夫の目を見つめたまま、ゆっくりと脱ぎ始めた。


薄い布地に覆われていた、
瑞希の肌が次第に露出していく。

以前、一度、
全裸の瑞希を見たことはあったが、
それは、かえって美しさが強調され、
今のような興奮はなかった。

きわどいラインで、
ギリギリ、肝心の部分を覆い隠していたものが、
今、ゆっくりと取り除かれていく。

締め付けられていたバストが、
ようやく解放され、
利夫の目に飛び込んでくる。

布地の押さえつけを失ったのにもかかわらず、
瑞希のそれは、
本来の形を保ったまま、
重力に逆らい、空を向いているようにさえ見える。

その先端は、さらに鋭く尖り、
青空に突き刺さっていた。

今、その秘密のベールが徐々に取り除かれ、
利夫の目の前に一糸まとわぬ瑞希の裸体が現れた。

「ねえ。今日は慌てないでゆっくりしよ。
 時間はたっぷりあるんだし。」
そう言うと、瑞希は利夫に近づき、
自分のそれぞれの部分を隠すことなく見せつけた。

「ねえ。どこが一番きれい?」
「えっ?ど、どこ?いや、ぜ、全部。」
「もう。それじゃ、答えになってないじゃん。
 じゃあ、聞き方を変えようか。どこか一番好き?」

「一番好き?あ、えっ?あ、あの。。」
利夫の前の部分が再び硬くなってきた。
瑞希に「何処が一番好きか」と聞かれ、
改めて瑞希の身体を隅から隅まで見てみる。

何処もそこも、美しく、魅力的だった。
何処が好きかと問われれば………。

利夫は一瞬考えたが、思い切って大胆な行動に出た。
(いきなりこんなことして、怒ったらそれまでだ)
利夫は瑞希の手を取り、自分の股間にあてた。
「ここが、一番硬くなったところだろうな。
 もう一度、目の前で見せてくれればわかるさ。
 隅の隅まで、奥の奥までね。」


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