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強制交際...付き合わされた彼氏はキモデブ男なのでした
【調教 官能小説】

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新生活-1

「やっと一人暮らしが出来るー!!」

さやかは中学時代、なかなか友達が出来ずいつも1人だった。いじめられるわけでもなく、特に何か困ると言うことはなかったが、仲良し!と言える友達は一人もいなかった。

好きになった人もいたが、話しかけることも出来ず、諦めてばかり。

高校は絶対、地元から離れたところに通って、一人暮らしをする!!と決めていた。

今日は、引越しも全て終わり、今両親が帰宅したところだ。

(やっと念願の一人暮らし!明日から新しい学校ー!友達、出来るかな。)

明日からの期待を胸に、引越しの疲れから眠りにつくのだった。

-----次の日-----

さやか「えっと、1年1組はー...ここだ。」

ガラガラガラ、、、
さやかを見て、まず初めにバタバタと駆け寄り声をかけてきたのは、遠目から見ても大きいとわかる体型をした『ゆき』だった。

ゆき『あたしゆき!あなたは?』
さやか『あらき さやかです。』
ゆき『さやかちゃんね。あたしが親友になってあげる!だから、さやかで良いよね?呼び方。よろしくね。今日から親友ね。』

ゆきのテンポに圧倒され、ぽかんとしていると、巨体のゆきで見えなかったもう1人が声をかけてきた。

しずか『あたし、しずか。ゆきちゃんと中学からの友達なんだ。あたしとも仲良くしよ?』
さやか『うん、ありがとう。よろしくね。』

中学では、こんな風に声をかけられることはなかったため、嬉しかったが、デブでどうやっても可愛いとは言えない顔立ちのゆきと、目が細く少し出っ歯のしずか。この2人と友達には正直なりたくなかった。自分で気の合う子を見つけて、その子と友達になろう!と決め、自分の席につくのだった。

ホームルームが終わり、今日は午前中で学校は終了した。
号令が終わるとすぐに、駆け寄ってきたのはゆきだ。

ゆき『さやかー!一緒帰るよ。しずかもね。』

いやだ!!と思ったが、初めて出来た友達。
さやかは断ることが出来なかった。

3人で歩いていると、まず連れて行かれたのはゲーセン。

ゆき「友達記念にプリクラ撮ろ!」

と手をぐいぐい引っ張られ、連れて行かれた。

3・2・1 パシャ!

ゆき「さやか、つまんない。何ピースとかしちゃってんの。もっとさー、親友のあたしにくっついてほっぺにちゅーでもしてよ!親友でしょー!まぢないわー。ね、しず、そう思わない?」

しずか「そうだね。親友ならするよね。それくらい。」

友達のいなかったさやかは、プリクラなんて撮ったこともなく、そんな非常識なゆきの発言に、謝ることしか出来なかった。

さやか「ご、ごめん。プリクラとかあんまり撮ったことなくて、慣れてないんだ。」

ゆき「え、ないの?なら教えてあげるよ!何だ!早く言えばいーのに!なら親友記念だから、次はまず、あたしに抱きついて、ほっぺにちゅーね!」

本当にブスのゆきに、しかも初めて会った今日、強制的に親友と言われ、抱きつくだけでも嫌なのに、ほっぺにちゅーなんて、さやかは吐きそうだった。けれど、しないわけにもいかず言われるがまま指定されたことをする。

ゆき「いー感じー!親友て感じする!じゃ、次はどこ行こっか!てか、さやかって門限とかないよね?」
さやか「あ、あたし今日から一人暮らしで、実家は遠いから門限は...」
ゆき「え!一人暮らしなの?何だ早く言ってよ!じゃ、さやかんち行こ!」

食い気味に言ってきたゆきに、まだ一人暮らしと言うんじゃなかったと後悔しながら、言ってしまった手前、家に連れて行かないわけには行かなかった。

さやかの家に着いて早々、どかどか上がり込むゆき、少し控えめなしずか。

ゆき「へー、一人暮らしなのに良いとこ住んでんね。羨ましー!あたしんち、両親忙しくてあんま家に帰ってこないから、週に何回か泊まりに来るよ。さやかも1人じゃ寂しいでしょ!決定ね。親友だから良いよね。てか、親友だからこそだね。」

と勝手に盛り上がり、勝手に決めるゆき。さやかは、断る理由が思いつかず、つい了承してしまった。


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