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大好きだったよ
【失恋 恋愛小説】

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大好きだったよ-1

私の名前は麻生紗枝16歳。
ピチピチの高校2年生。
この話は去年の冬の事。
私にはめちゃくちゃ大好きな人がいた。
その人の名前は小泉雄一郎。
今でも君の事を想うだけで胸が苦しいんだぁ↓↓
〜去年の冬〜
小泉君からメェルで呼び出しをくらった
『今公園にいるからダッシュで来い』
短いメェルだけどワクワクしながらダッシュで向かった。
『おぅ!!早いなぁさっきのメェルから10分だょ!!』
『だって私の唯一の自慢の足だもん!!』
なんて他愛のない話をした。
そして、
『もう帰ろうか。俺が送ってやっから』
小泉君のその一言で2人は私の家までの道を歩きだした。
「ずっとこんな風に2人で会いたいなぁ」
と思っていたら不意に手がぶつかり
『あっ!!ゴメン』
私が謝ると小泉君が
『ぁぁ。ってか寒いし手繋ぐ?』って私はとても嬉しくて
『うん!!繋ぐ』
絶対この時声弾んでた。
それから5分ぐらい手を繋いだまま他愛のない話で盛り上がって私の家に到着。
「まだ一緒にいたいなぁ」
と思ったけど小泉君に迷惑かけちゃダメだと思ったからそこでバイバイした。
その日の夜は胸がドキドキぅるさくてぁまり眠れなかった。
次の日、友達と他愛の話をしていたらいつのまにか恋ばなに…
『あっ!!そういえば紗枝の好きな人って誰〜?』
友達がしつこく聞いてくるから私は渋々
『私は小泉君の事が好き』
って友達に言ったの。そしたら
『たしかに小泉君カッコイイけど彼女持ちだからね〜』
はっ?えっ?恐る恐る友達に
『どういう事?』
『えっ!?紗枝知らなかったの!?』
友達はびっくりしたみたい…
私は
『もっと詳しく教えて?』
友達によると一ヶ月前に小泉君から今彼サンに告り2人はめでたく付き合うようになったらしい…
私はその夜久しぶりにめちゃくちゃ泣いた。大声でまるで赤ちゃんみたいに…
あんなに好きだったのに…
なんで私の想いはあの人に通じなぃの?
なんであの人は彼女がいたのに手を繋いだの?
なんで?なんで?そんな事を思いながら一晩中ずっと泣き続けた…
次の日目が腫れたのは言うまでもないけどね(^-^;
でも私この恋を一生忘れないよ。あなたの事とてもとても好きだったから…
これからもずっとあなたの幸せ祈ってる。


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