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俺は中村さんとセックスがしたい。
【OL/お姉さん 官能小説】

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第2章 2.5枚目の男。-5

「ああ、早くヤリたいよ…。もう我慢出来ない…」
それは奥さんに向けて言った言葉なのか、それとも自分に向けた気持ちなのかを考えると、隆文をイジメる事が楽しくなって来た。ペニスにいっぱい涎を絡め、ゆっくりと滑らかに竿をしゃぶる穂花に隆文の表情が気持ち良さそうなものに見えて来る。下半身をモゾモゾさせながら会話していた。

ベッドの周りは鏡に囲まれており、自分らの姿が良く見える。お互いスーツを乱してベッドの上で戯れる姿に美琴と会話する隆文、それを目の当たりにする穂花。
(いかにも不倫って感じ…)
今まで隆文との関係を不倫と思った事がなかったのは美琴の存在が殆ど感じられなかったからだろう。しかし今、美琴と言う存在を目の当たりにした穂花は、隆文が妻帯者である事を強く意識したのであった。妻帯者と肉体関係を結んでいるこの状況は紛れも無い不倫だ。不倫と言う言葉が妙に頭に響いた。

(不倫か…。不倫…。思ってたより…悪いことしてる意識、ないなぁ…。)
今まで不倫と言うと、後ろめたい、コソコソするもの、男女お互い傷つくもの…、負のイメージしかなかった。しかし自分は隆文と不倫し、毎日楽しく生きている。外から見る不倫と中から見る不倫は全く違うものであったし、隆文との関係は物凄く心地いいものである事を再確認した穂花であった。

「ん?ハハハ!やっぱエロいなぁ美琴は!バイブ壊すなよ?…、ハハハ!ビックカメラで直して貰うしかないな!…、フハハ!大丈夫だよ、こっちに来ればたくさん気持ちよくしてやるから。」
どうやら相当いやらしい会話をしているみたいだ。話からすると美琴はなかなかのスケベである事が感じられる。そんな会話をしながらじっと自分のフェラチオを見ている隆文の視線に少し恥ずかしくもなった。

「うん、うん、分かったよ。明後日待ってるからな?うん。愛してるよ。おやすみ。」
そう言って通話を終えた隆文。
「ヤッベーよ。気持ち良くて変な声出そうだったよ。」
苦笑いしながらそう言った。
「奥様、エッチなんですね♪」
「人並みに、ね。」
隆文の答えに好感が持てた。なぜなら何がどうエッチなのかペラペラ喋らなかったからだ。妻を売らない隆文に安心する。

「キレイでエッチな奥様がいるのに、岸田さんっていけない人ですねっ♪」
意地悪そうな顔で笑った。
「しょうがないよ、可愛い子とするのが趣味なんだから!ハハハ!」
悪びれる事なくそう言い放った隆文がさっぱりしていて心地良かった。


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