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英雄ハンスの娘
【レイプ 官能小説】

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少女Sの抵抗-1

 銃創も癒え、再び狙撃兵として軍務に戻るころ、ソフィアのつわりが酷くなった。
 だからハンスは行為のときは、彼女の体をいたわり、体位でも彼女に負担にならないように気遣いを見せるのである。
「子供ができた後、女とヤるの嫌がる奴がいるのが信じられないよ、君の体はこんなに素晴らしいのに」
「あたしが嫌がってもどうせするんだし、もうどうでもいいけど、するのはいいけど、はぁ、中で出さないで……おなか張るし」
 可哀想とはおもうハンスだったが、体位を工夫し遠慮しても、彼女の膣に出すのは我慢しがたいのだ、こどもを孕ませたことが実感できるのだから、だって想像してみて欲しい、自分の精液でこんな幼い子供を妊娠させ、その精液で彼女の子宮を収縮させているのだ、精液中のプロスタグランジンは女性の子宮を収縮させる作用があり、そのことがこんな小さな娘とセックスしているんだと、よりリアル、リアルだ、リアルにしているんだと、肉の喜び以上にリアルに感じられるのだから。
 行為のあと、ソフィアをそっとだきしめ、うとうとまどろんでいると、
「ねえ、あたしを唯の雑居房に入れて」
 三日ぶりに戦場から戻り、性行為のあと、気持ちよくうたた寝していたハンスにとって、面倒くさいことを言い出すソフィア、
「難しい話は明日にしよう、今日は疲れた」
 そうして目を閉じたハンスだったが、雑居房なんぞに入れたら、他の兵隊たちの慰み者にされてしまうことになるということに気が付いた、僕とのおなかの児が流れてしまうかもしれない、どうしてそんなことを言い出したのか不安になるハンスで、目が覚めてしまう、
「ソフィー、きみは他のセレニナ女よりずっと恵まれているんだぞ、何も不特定多数の兵隊たちのおもちゃになることなんかないだろう」
 そうだ、雑居房の部屋よりずっと広く清潔で、時には家族のように旅行にだって連れ出し、自由だって与えてあげているのに、いったい何の不満があるというのだ、誰の子だかわからない子供ではなく、僕の子供を生ませてあげようというのに、
「自由が欲しいだけ」
 意味が分からない、いやいやいや意味が通らない、これだから子供のいうことは、女の子のいうことはわけが分からないハンスだった、自由だと? 何が自由だというんだ、同胞のセレニナ人どもは1日2食の食事で十分とはいえない栄養状態だというのに、いや既に飢餓状態にあり、女共はそれでも毎日のように強姦されているというのに、僕に抱かれ好物の鱒を食することだって暖かいスーザニアコーヒーを淹れ、ふかふかのベットで寝ることができ、学校の勉強教育を自習できもする、それなのにそんな捕虜生活環境になることが自由だと、ふざけるのも大概にしろ!
「そうかじゃあこの間欲しがっていた化粧道具が欲しいのか、だったら買ってやる」
 まったくわがまま言いやがってと、いらいらしながら、化粧台に拳をドンと叩きつけるハンスだ、
 かなりその音が大きかったらしく、びくっと怯える少女だった、所詮その程度だというのに、何が収容所の雑居房に行きたいだ、あっという間に衰弱して胎児が流れでもしたら、そんなことは断じて認められない。
「そ、そういうこと止めてよ、そーいうのが怖いんだよ」
 妊娠しない女、流産するような女は等しく殺され、妊娠後も兵隊のおもちゃにされ、生きる性器としてしか扱われないというのに、この子はそんなところに行きたいというド変体の淫乱だというのか、ずたずたになった共同体に身重の少女が一人、憎き敵兵の子供を生んでも蔑まれ、その子は祝福もされず、母親は恐らく育児を拒否することだろう、そうしてコミュニティは困惑し、破壊が完了することになる、だかこのハンスはソフィアもその子も養子として受け入れてあげるというのに、なんという身勝手で愚かなことを……
「ソフィアはここにいればいいんだ、そんな過酷な目にあわせるわけにはいかない」
「あたしが酷い目にあいたいっていってんの」
 その日からソフィアは食事を拒否するようになった、ガキの癖に小賢しい、収容所で出される特別な食事を、家庭的な料理だというのに、栄養価の高いまっとうな材料を使ったものだというのに……だったなら少女の望むように罰を与えてやろうじゃないか。


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