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変態大学生「太郎」のエロ日誌
【鬼畜 官能小説】

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内山さんの秘密-3

「誰とも会話をしないって?」
「・・・はい。昔、ちょっと苛められてから人と話すのが怖くなって・・・それから周りの女の子とも会話ができなくなって・・・」

この辺の情報は加奈から仕入れていたのと同じだ。

「でもちょっと待って・・・今は、普通に会話しているじゃない。恥ずかしいはずなのに。口も利きたくないような痴漢男なのに・・・」
「あっ・・・そっ、そうですね・・・」

「内山さん・・・多分ね・・・誰にも知られたくない、知られちゃいけないと思っていた事を吐き出して心のどこかですっきりした部分があるんじゃないかな。さっき自慰をしている事を告白している時も全然どもったり、たどたどしい所がなかった。密かに思い悩んでいた事をカミングアウトできて安心した部分があるんじゃないのかな」

「そ、そうなんでしょうか・・・」
また、少し怯えたような目つきに変わるが会話はつながる・・・

「この事は誰にも知られたくないんだよね?」
「はい・・・」
「じゃあ内山さんと俺だけの秘密だ。内山さんは自慰の依存症だって秘密を俺に知られた・・・俺は痴漢ていう犯罪者だっていう秘密を内山さんに知られてお互いに誰にも知られたくない秘密を共有している訳だよね?しかもお互いに自分自身を変態だって自覚している・・・」
「はい・・・」
「そして俺たち二人は偏差値70オーバーの日本で5本の指に入る大学に通う優秀な学生。しかも教職課程で将来は教員を目指している・・・」
「はい・・・」
「教員を目指す人間が性的に傾倒していているなんて周囲に知られたらその時点でアウトだよね?」
「は、はい・・・」

「内山さん・・・あのさこれから二人で(変態)から(普通)になれるようにお互いに協力し合わないか?」
「え、え、あの協力って・・・どうすれば?」

「内山さんは心の中の想いを誰かに聞いてもらいたい、誰かと話をしたいって言う気持ちがあるのに、それができなくて鬱屈して自慰依存症みたいになってる。だから俺はいつでも内山さんの話をしっかり聞くし、助言もする。幸い同じ大学で同じ学部、同じ教職コースだから学校生活に関してはどんな事でも話は繋がるはずだし」
「はい・・・」

「それにもう一つ・・・自慰の依存症はどうしようか?我慢できるのかな?」
また赤くなって下を向いてしまうが、顔を上げて話し出す・・・
「ど、どうすればいいでしょうか?今までも止めよう、止めようと思っていたのにダメなんです・・・」
「依存症っていうのはそういう物みたいだからね。だから誰かにサポートしてもらわないといつまでも依存から抜け出せないんだ・・・」
「優秀で聡明な君しても抜け出せないんだから分かるだろう?」
「は、はい・・・」
「それに・・・性的な快感は本来、異性から与えられるモノだっていうのは分かるよね?自慰で快感を得るのは背徳的な行為で倫理に反しているって。心では分かっているけど一度覚えた快楽から抜け出せない・・・」

「・・・はい、分かっています・・・分かっています・・・」
恥かしさを噛みしめながら自分に言い聞かせるように答える・・・

「だから・・・恥ずかしい事をさらけ出しあった内山さんと俺はパートナーになる。お互いの変態的な性欲を普通に戻すために、性的な欲求は二人で満たしあう・・・そういうパートナーになる」
「でも・・・でも・・・・どうしよう・・・わたし・・・」

「答えは一つだよ・・・聡明な内山さんならもう分かっているはず。内山さんが自慰の依存症から抜け出すには秘密を共有している俺に性的な快感を与えられるのが一番の早道だよ。異性からの快感を味わったら必ず自慰の依存症から抜け出せるはず・・・俺がそういう風になるように努力して、自慰の依存症から絶対に抜け出させてあげる」

「でも・・・やっぱり、恥ずかしい・・・」

二人ともしばらく無言で隣どうしにすわり、思案する・・・

「あの・・・あの・・・あの本当に秘密は守ってもらえますか?」
「もちろんだよ、そもそも俺が痴漢だって秘密を身をもって握っているのも内山さんだからね。内山さんの為に精一杯の努力はするよ」
「じ、じゃあ・・・じゃあ・・・お願いします。私が普通になれるように協力して下さい」

「分かったよ・・・内山さんも火曜日は一緒に登校して俺が電車の中で誰かに痴漢したりしないように見張ってね」
「はい・・・分かりました・・・」
「あとね、これからは僕たちは同級生のパートナー、周りからは友達同士って見られるように敬語は禁止ね。呼び名はしおり、太郎でタメ口で話すよ・・・」

「・・・うん・・・」
「何だか話しているうちにお昼だ。なんかルームサービスを取ろうか?」
「は、いえ、う、うん・・・あの・・・きょうは学校は・・・」
「今日は二人ともお休み・・・お昼を食べながら少し話をしようよ・・・」
「うん・・・」

適当に食べ物を注文し、食事を始めるも、さすがに会話は弾まない。あたり障りのない話に終始して食事が終わってしまう。

「なんか会話が弾まないけど・・・今まで、異性と会話していなかったしおりにとってはこれは話している方なのかな?」
「うん、だって毎日会話ゼロだったから・・・」
「そうか、そうか・・・それに俺だっていうのもあるよね。今朝までは唾棄すべき痴漢野郎って思われてた訳だから・・・」
「もう、割り切ったよ。今はわたしのパートナーでしょ・・・頭の切り替えはすぐにできる方なので」

こうして頭脳的には超優秀なしおりが牝犬と化していく一歩が始まった・・・


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