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調教物語
【その他 官能小説】

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調教物語(その15)-4


男の前に跪き、四つん這いになった優子はゆっくりと口を開けた。
その相手は憧れていた研二郎ではなく、
健という下腹が出た一人の冴えないおっさんだった。

犯されるにしても、
どうされても研二郎ならば悔いはないと思っていた優子は悲しかった。
泣きたかった、
もうすでに泣いてはいたが、眼からは新たな涙が出て溢れそうだった。
今までに面識のない数人の男達に犯される自分。

研二郎さんならば悔いはないのに……。
その余韻に浸っている間もなく、優子は頭を押さえつけられ、
口の中に生臭い男のものが入ってきた。
青臭く吐き気を催したくなるが、次第にその気持ちも和らいでいく。

喉がいっぱいになり圧迫感を感じながら、
なぜか喜びの気持ちが芽生えているのが不思議だった。

(望んでもいない男に口を犯されているのに、どこかで喜んでいる自分がいるなんて)
そう思うと不思議な気持ちになる。

今までは教え子の「えり」に対する罪滅ぼしと、
懺悔のつもりで研二郎に逢って虐めてもらうつもりでいたのだが、
それはもう叶わなくなった。

今はただ、男達の慰み者になり、
犯され堕ちて落ちていくのも自分の運命だと諦めていた。
そう思い割り切っていると、
膣からじわじわと溢れ出る愛液が太股に流れていくのを感じてくる。
優子の心の中に、諦め開き直った自分がいる。

そして優子は思った。
(これが、男達から好きなように犯され、
蹂躙されることで喜びを感じるM奴隷という女の生き方なのね)と悟った。
そう思っていると優子の口は急に健の太いペニスでいっぱいに広がっていった。

思わず(うっ!)と息苦しくなると同時に、
生ぬるい液体が口の中に広がっていくような気がした。

健の亀頭の先から出た我慢汁である。
それはドロリとした舌触りだった。
苦しそうに、嗚咽しながらもしゃぶり続ける優子をみて健は嬉しかった。
やっと男になった気がした。


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