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調教物語
【その他 官能小説】

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調教物語(その15)-3


ネットで知り合った研二郎に、こういう結果にされることは予想はできた。
会えばこういうことをされると言うことも理解していた。

それをさせたのは教師と言う立場で、
まだ処女である教え子の「えり」を堕落させたと言う懺悔からだった。

それをさせた自分を汚すことで、
純粋なえりに対して行った数々の「不純行為」を清算するつもりだった。
だが、その代償は思ったよりも大きかったようである。
その深みにはまっていきそうな自分が恐ろしかった。

一方ではすでに研二郎から許しを得て、
優子という女を前にしてパンツを脱いだ健は下半身を露出していた。

優子は、始め男たちによって四つん這いにされていたが、
ついに諦めて抵抗を止めていた。
その場では誰も優子を助けてくれるものはいなかった。
むしろ好奇心の目で見ているのだ。

床に伏した優子の身体は汗ばんでおり、
背中の汗の光が妖しく光り、それが艶かしかった。

女を見て、その齢になっても今、
若者のように勃起しているペニスを見て健は自分が誇らしかった。

奮い立つ心が、打ちしがれる優子を見る彼のペニスをさらに固くさせていた。
(まだまだ俺はいけるぞ!)そう思っていた。
それが確信になっていくのだ。

男と言うものは、或るきっかけで萎えたり、奮起したりと微妙な生き物と言える。

四つん這いの優子の前に立ち健は言った。
「さあ、姉さん、俺のちんこをしゃぶって気持ちよくしてくれよ」
「えっ……」

優子にはもう抵抗する気力はなかった、
この男達に囲まれていてはどうしようもできない。

遠方からやってきた研二郎に逢った当初の目的は、
甘いSMと言う世界を憧れていたのだが、
それが予想に反して、甘いものではないと知り諦めるしかなかった。


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