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俺のM女調教日記
【SM 官能小説】

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俺のM女調教日記( 2 6 )-2

矢野崎は冬美の背後に回り左手を冬美の首筋に手を掛け固定し、
右手は冬美の乳房を揉み、白い腹を撫で回し、
その手で股間に刺さっているバイブをおもむろに握った。

何やら自己満足している彼のその顔が俺には、にやけているように思えた。
そして俺を思うのだ。

(どんな時でも、女を調教しているときには心を集中しろ!
そんな、薄笑いのにやけた顔してる暇ないはずだ)と。

江戸時代における浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎が描く春画の
ルアルさが、お前にはわかるのかと言いたくなる俺だった。

だが、矢野崎がバイブを押し込んだり、ゆっくりと引いたりしていると、
次第に冬美は歓喜に昇りつめ始め、
大きな乳房を揺らしながら、バイブの快楽に震え耐えていた。

(男は目の前のリアルな姿を想像して反応するのに対して、
女の感覚は男とは違うものだと、自覚している俺ではあるが)

部屋の中は、
冬美の股間に充てがわれたバイブのブルブルと言う妖しげな音に包まれていた。
「あぁ、ご主人様……」

艶かしく身体をクネクネと妖しく蠢く女の姿は、妖艶な浮世絵をみているようである。
女は小さな口を半開きにして、目は虚ろで、逝きそうになるのを堪えているようだった。

「い、逝きそうです、ご主人様……」
「まだ、ダメだ」
「あん……」

矢野崎が冬美の首筋にかけた左手を移動させ、
楽しむようにその指を女の口の中に入れた。

(あう……)と言い、女はその指を愛しいもののようにしゃぶり始めた。
まるで矢野崎のペニスをしゃぶるように。

どうやら矢野崎が次の行為に移るようである。
矢野崎は近くのテーブルの上に置いてあった道具を何やら手に取った。
彼の手には、女の口にあてがうボールギャグと言う口枷だった。


矢野崎が冬美の首筋にかけた左手を移動させ、楽しむようにその指を女の口の中に入れた。

(あう……)と言い、女はその指を愛しいもののようにしゃぶり始めた。
まるで矢野崎のペニスをしゃぶるように。

どうやら矢野崎が次の行為に移るようである。

「冬美、バイブを落とすなよ、もっと可愛がってやるからな」
「えっ……あ、はい、ご主人様」


次の行為によって冬美の股間からバイブが落ちないように赤い紐で縛り、
それを太ももに縛り付けた。
その赤い紐が濡れた白い女の肌と対比して鮮やかだった。

冬美には、次に矢野崎が何をするかはわかっているのだろうか。

しかし、SM行為をする中で、
中には思いつかないような行動する男がいる中で、
期待と恐怖に震える女がいることも事実である。

この矢野崎と言う男は前者のようである。



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