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翔太少年の知らない大人の世界
【ロリ 官能小説】

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あの日の記憶-10


翌日木曜日は朝から雨。予報では、午後から更に雨は強くなる空模様らしい。

「あー出たくねえ…じゃあな!ショウ」
「じゃあなー」

放課後、自分の委員会の集まりが終わり、翔太はそっと、各クラスの学級委員が集まって話し合いをしている教室を覗いて見た。
「(やっぱ、終わってないな?)」

翔太は、木曜日に限って、神社方面に帰って行く美奈子が気になり、先回りで、神社で待ってみることにした。

雨でも、行動は変わらないのか?それはわからなかったが、来なければ来ないでそれは仕方ない。そう考えて、翔太は、強くなる雨の中、神社へ向かった。

元々、神社周辺はひっそりとしていて、あまり人も来ない。稀に、お参りの年寄りや、車が通り抜けていく位だ。
周辺を木々に囲まれているからか、雨ということもあり、梅雨なのに、ひんやりとしている。

「(こんな雨の日にここに来るかなぁ?)」

30分…40分…1時間ほど経ったとき…

「(来た!)」

赤い傘をさした美奈子がてくてく、神社に向かって歩いてくる。

やがて、美奈子は神社の階段下の脇で立ち止まった。

誰かを(何か)待っているようだ。

10分位経っただろうか。

かぶと山に向かう道の方から、車が1台やってくる。
そして、美奈子の近くで停まると、ドアが開き、雨だからだろうか、急いでその車に乗り込む美奈子。

「(嘘だろ!?あれって…)」

美奈子が乗り込んだ車は、カブトムシおじさん、Kの軽トラックだったのだ。

美奈子を乗せた軽トラックはUターンして、来た道を戻っていく。

翔太は混乱していた。
何故?美奈子がKの軽トラックに?
Kと美奈子が知り合い?

翔太は、軽トラックを追って、小走りに走り出す。

「(あの物置みたいな所だ!)」

翔太は走っているのとは違う、動悸がしていた。

雨が少し弱まった。

傘を差しながら、ランドセルを背負って、しかも長靴で走りにくい。

緩やかな上り坂を早足で、あの物置へ向かう。



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