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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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不倫セックス動画 (6)-2

舌先で乳首をチロチロ刺激しはじめた。左手で反対の乳首を、右手はペニスを優しく撫で擦る。
「ゆきさん……最高……」
男のアナルに手を滑らせ指先でこちょこちょくすぐる。そこから会陰、睾丸を経由し、竿の裏筋から亀頭まで優しく包み込む。
くりっとした瞳であざとい上目遣いをするゆき。自分のような容姿の女がそうやって見つめながら性的サービスを提供すれば男は喜ぶということをわかってやっている。歓喜に悶えるZを嬉しそうに眺め反応を伺いながら、また指はアナルに戻り同じマッサージを繰り返す。

「もうだめ……ゆきさんと繋がりたい」
「ゆきもだよ……Zくんと繋がりたい……」
「どうする?しちゃう?」
「Zくんさえ嫌じゃなければいいよ、挿れてくれる……?」
「ぜんぜん嫌じゃないよ、いますぐ挿れたい」
「いいよ……来て……Zくん」

結局この日も膣でのセックスをいつもどおりしてしまう。
生理中のセックスなど私には想像も及ばぬ行為である。

《七回目の浮気 十月第四週》

今日も車内での即尺オナニーからホテルへ。
前回生理中でできなかったシックスナインを今日はじっくり楽しむ。性器を舐めあいながら、互いのアナルに指を突っ込み掻き回す。その指をペロリと舐めて見せてまた挿し込む。一体この世に、配偶者のこんな行為を目にしたことのある夫が他にいるだろうか。チャラ男に籠絡され性奴隷として身体を弄ばれる妻も哀れだが、それを見せつけられ手も足も出ない夫は輪をかけて惨めな存在である。

画面の中のゆきの肛門からは今日もおもちゃが生えている。電動バイブに大腸を掻き回され、うっとりした表情を見せる妻。
「あーあ、ゆきさんと早くアナルセックスしたいな」
「もうすぐできるかも……うふふ」
恥ずかしそうに先日の私とのアナルセックス挑戦を報告する。
「ま、入らなかったけどねー……」
「こんな太いおもちゃが入るのになんで?」
「なんでだろう? パパも私も緊張しちゃってたからかなぁ……」
「俺ので練習しようよ?」
「だーめ」
「くそーじゃあこうしちゃう」
Zはゆきのアナルにバイブを突っ込んだまま、後背位で挿入する。
極太バイブとZの巨根の二穴挿入を簡単に受け入れてしまうゆきの下半身。アダルトビデオでもここまでの行為はなかなか見ない。大きな尻を揺らして喘ぎ、何度も絶頂へと導かれる。



無言でベッドで体を寄せ合うゆきとZ。今日の逢瀬の終了を惜しむようにZの腕枕で互いの身体を優しく愛撫しあっている。

「ねぇねぇ、ちょっと聞きたいんだけど……」
「なに?」
「おまんことかお尻の穴ってさ、緩くなったりするの?」
「なんでそんなこと聞くの?」
「パートナーの男の人が大きいと緩くなるってネットで見て心配になったの……」
「ゆきさんのパートナーは小さいから大丈夫じゃない?」
「もうひとりパートナーがいるでしょ?」
「もうひとり?」
「うん」
「だれ?」
「この人……」
Zの頬をつんとする。
「ゆきのも緩くなっちゃったかなぁ」
「かもね」
「やだーもう……」
嬉しそうなゆき。
「どうしよう。パパにバレちゃうかな……」
「なんかゆきさん喜んでない?」
「心配してるんだよ」
「毎日してて今まで言われたことないんでしょ?」
「ないけど」
「じゃあ大丈夫じゃない?」
「もともとが小さいから少しくらいゆきのが緩くなっても気が付かないのかな」
笑い合う二人。
「ゆきさんのおまんこって柔らかいというか凄くしなやかで締め付けてくるから大丈夫だと思うよ」
「そう?」
「俺とエッチして一時的に緩くなったとしても一日くらい経てば元に戻るよ」
「……Zくんとしたその日にもパパとエッチしてるんだけど……」

実際Zとセックスした直後のゆきの膣は緩くなっていることがある。しかし会社帰りに一時間ほど「ご休憩」した程度では言われなければわからないし、前にZと一日楽しんだ日の夜はしなかったので、結局今の今まで私が妻の浮気に気がつくことはなかった。



帰り道、いつものショッピングモールの駐車場。
「ねえ、またゆっくりデートしたいな」
「俺も」
「来週木曜にお休みとったんだけど」
「じゃあ俺もその日に休み入れるよ」
「ほんと?!嬉しい!」

ゆきの顔がパッと輝く。惚れた女性の心からの笑顔が自分以外の男に向けられている。
しかもその日は私が先にゆきと約束をしていた日だ。久しぶりに夫婦でデートしようと話していた。夫との先約をあっさり反故にして浮気相手とのデートを選ぶゆき。もしZがその日仕事を休めなければ、何食わぬ顔で予定通り私とデートするつもりだったのだろう。ゆきが私のことを「キープ君」扱いしている事実にショックを受ける。

今にして思えば間抜け極まりないが、この時期、私はもうゆきのことを疑っていなかった。
過ちは一度きりだったのだと安心していたその裏で、まさかこんなやり取りが行われていたとは。
妻の浮気を知ることになったのは苦しいが、これも自分の撒いた種。ゆきはおぞましい不貞行為を重ねながらも、家庭には一切持ち込ます、私に感づかれるようなヘマもしない。「大人の恋」をけじめをつけて楽しんでいるのは大したものだと思う。

私とも変わらず仲良し夫婦で、夜の営みはますます充実している。
何も問題はない――。
私の友人とキスをして、とびきりの笑顔でバイバイしている美しい女を眺めながら、そう自分に言い聞かせるしかなかった。


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