投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

「親友の妻」
【熟女/人妻 官能小説】

「親友の妻」の最初へ 「親友の妻」 29 「親友の妻」 31 「親友の妻」の最後へ

㉓ 狂乱の夜-1

熱い目のお湯にゆっくりつかり考えていた。
軽く見ていた男が本当はすごい男だった。
ことセックスに関してのみは前夫久志を凌駕していた。
しかも私にこれだけの快感を与えながら自身は逝っていないのだ。
中出しされても文句の言えなかった状況で彼は耐えたのだ。
なぜ?私を喜ばすため。でもそんな必要はないはずだ。
5000万円の使い込みが私の弱みになった時点で彼はいつでも私を自由に出来た筈だ。
現に今日ここへ来たのも彼に命じられ仕方なく来たのだ。
分からなかった。ただ生まれて初めての強烈な快感を味わったのは紛れもない事実だ。
「私も成熟した女だ。与えられた快感は返さなければ。」
そう決意して浴槽から出た。
彼の部屋のサイドテーブルには冷えたビールが注がれており乾杯した後一気に飲みほした。
サイドテーブルの上に転がった泡の付いたマドラーには気が付かなかった。
一気にバスローブを脱ぎ捨て健太郎に襲い掛かる。
本立ての英和辞典がそれを睨んでいた。


    <終わり>


「親友の妻」の最初へ 「親友の妻」 29 「親友の妻」 31 「親友の妻」の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前