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「親友の妻」
【熟女/人妻 官能小説】

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㉒屈服-2

「恵美行くぞ。」気合の入った掛け声にすぐに反応し正常位の体勢を取る。
唾液にまみれた怒張をゆっくりと差し込む。
膣とは平行には入れない。膣の天井を擦るように入ってきて子宮を撫ぜる。
そして膣のひだを雁でまくるようにして出ていくのだ。それも超の付くほどのスローストロークだ。
一つのストロークでGスポット、ポルチオ、膣壁を攻めるのだ。
このワンストロークで忘我の境地にもっていかれそうになったが懸命に耐える。
頭の片隅に(久志の時より感じてはいけない。簡単に逝かされてはいけない。)
死んだ夫がすべての面でこの男を上回っていた筈だ。
だがこの考えが健太郎の手法を助ける事になる。
ワンストーロークが久志の5ストロークに匹敵する遅さだ。
与える快感もこのワンストロークの方が久志の5ストロークを上回ている。
ゆっくりゆっくりピストンを始める。
下半身がとろけるような甘い快感が恵美を襲う。
必死の思いで耐える。だが無情にもこのスローピストンは止まらない。
次の絶頂感はすぐに来た。奥歯をかみしめてこれにも耐える。
しかし我慢もここまでだった。
三度目ついに「あ〜逝く〜」と泣いた瞬間健太郎の腰がぴたりと止まる。
絶頂へのバルーンが少し萎んだが再び動き出した時バルーンの容量が増える。
目の前に恐ろしいほどの快感が待ってるのに逝かしてもらえないのだ。
恵美はついに健太郎に懇願し始めた。3年のレスが言わせた言葉だ。
馬鹿にして毛嫌いしていた男に屈服した瞬間でもあった。
ここで健太郎の腰は加速し始め高速ピストンにシフトアップする。
「逝く〜逝く〜」泣き叫んだ瞬間溜まりに溜まった快感がはじけ飛んだ。
膣はねじれる様に痙攣し全身の毛穴から快感が噴き出すのを感じていた。
「ああ〜凄い。気持ちいい〜」と叫んだのを最後に口もきけなくなった。
金魚が水面の酸素を吸うようにパクつきながら快感にのたうち回る。
徐々に静かになっていくが時折思い出したように膣が震える。
この絶頂の長さが恵美の快感の深さを物語っている。
「恵美、凄いな。」微笑みながら口づける。
「いやっ。言わないで」のろのろと起き上がりシャワーに向かう。
「恵美。待ってるよ。」の言葉に振り替えると怒張をしごきながらウィンクする。
(えっ、さっき逝った筈なのに。)確かに体内に男の熱いしぶきを感じた。
男の次の動作でそれが間違いだと気づいた。
シーツをめくりながら「あーこのベッドはもう使えないよ。二回戦は僕の部屋でやるからね。」
生まれて初めて潮を吹いたようだ。「御免なさい」真っ赤になって浴室へ向かう。


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