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ブロンドの美少女カロリーネ
【その他 官能小説】

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アパートに付いてきた彼女-1

4.アパートに付いてきた彼女

 「へー、事によると君はまだヴァージンかい?」と、くだらない質問をする博康に対し、
「あなた馬鹿ねー、スウェーデンの18歳でヴァージンなんている訳ないでしょ。私も16歳の時からセックスを経験しているわ。 
 最初の経験は、私の高校に教育実習に来ていた大学生と。でも初めての経験で、何も分からない内に終わってしまった。その後、クラスメートの男の子たち3人と付き合って、セックスも何度か経験したわ。
 でも男の子達って皆勝手ね。セックスを始めるまでは夢中だけど、セックスで自分さえ気持ちが良くなり、最後にザーメンを出してしまえばもうそれで終わり。
 女の気持ちなど考えてくれないでしょ。そんな機械的なセックスなんて、もうこりごりだわ」

 ため息まじりで打ち明けるカロリーネに、博康はすぐに反論する。
「それは人にも依るんじゃないかな。僕は君より6歳も年上で、今までに10人位の女性とセックスを経験してきたけど、いつも相手のことを考えるようにしているよ。それで前戯を長く、お互いに十分楽しみながら、一緒に達するようにいつも心がけている。
 だからいつも最後まで我慢し、相手をいたわり一緒に到達するよう心がけているんだ」とカロリーネを口説く意味合いもあって、博康は少しばかり大げさに話す。
「へー本当?それってすごいことね。日本人の男はみなそうしているの?」と感心するカロリーネだった。
 
 2人は、そんな取り留めない会話を続けていたが時間はますます経過し、気がつくと真夜中の12時近くになってしまった。
 大学の近くに、学生向け家具付きアパートを借りている博康は、だめ元と思いながらも、彼女を自分のアパートに誘ってみた。
 事によったらデンマーク人と初めてのセックスが出来るかもしれないとの期待感を持っていたからだった。でも表向きは「日本から持ってきた和製ポップスのCDを是非聞かせたいんだけど、寄っていかないかい」と言って誘惑する。

予想に反してカロリーネは、「そうねー、あなたはハンサムだし、以前から興味を持っていたわ。それにあなたがどんな暮らしをしているのか、ちょっと見てみたい気もするわ」と言ってすんなりとオーケーしてくれた。
実は彼女も、「事によったら人種の違う日本人と初めて経験できるかもしれない」と密かに興味を持ったからだった。

タクシーを乗ること約10分で、博康たちは大学から比較的近い距離にある彼のアパートに着いた。
タクシーの中ではほとんど会話をしなかった2人だったが、タクシーを出るとカロリーネは、すぐに博康に寄り添い腕を組んで来た。そしてアパートの狭い階段を3階まで上がると博康に続いて部屋に入った。

入り口のドアを閉めた後ですぐに博康は、カロリーナを軽く抱き、ゆっくりとキスをした。彼女はそれを待ちかねていたようで、何の躊躇もなく甘いキスを返す。
2人は狭いエントランスホールに立ったまま、お互いに舌を絡ませ、濃厚なキスを5分近く交わした。カロリーネの方も、「これから一体何がおこるのだろう?」と期待に胸が高まる。


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