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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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桃香語り(4)-1

 白香お姉ちゃんはそんなわたしにかまうことなく、まるで罪人を引っ立てるように、紅香お姉ちゃんをリビングの端にあるスタンドミラーの前まで引きずっていきました。わたしも、ついていきました。
 ミラーの前に立たされると、紅香お姉ちゃんは、信じられない、というような驚愕の目を大きく見開き、すぐに顔を背けました。
 しかしそこで、白香お姉ちゃんの冷ややかな声が飛びました。
「紅香、ちゃんと直視しなさい。自分のいやらしい姿を見ることが目的なんだから」
 そして、こう言い足しました。
「一回、三分――いや、二分間でいいや。目を背けずにちゃんと見れば、その一回で許してあげる。すぐ解いてあげるよ」
 そう言われても踏ん切りがつかないらしく、紅香お姉ちゃんは、目をぎゅっとつぶって、いやいやと首を振りました。
 とはいえ、純白のパンティー一丁だけという、ある意味全裸よりもいやらしい格好で、それもお姉ちゃんほどの巨乳の美少女が後ろ手に縛られてそうするのですから、それはなかなか見応えがある光景でした。
 少なくとも、わたしは楽しめました。だって、そうすることで、上下に二分割されたいびつな巨乳が、ぷるんぷるんするのですから。ぎゅっと眉根を寄せた美少女――紅香お姉ちゃんの顔の下で。
「これはね、紅香、あなたのしれんなのよ」
 わたしのように前からは見れないはずですが、紅香お姉ちゃんの肩にあごを乗せるようにしている――まるで、からみついているようでした――白香お姉ちゃんも、上気した顔でねちっこくささやきました。ハアハアと興奮し、目は爛々と輝いています。
「――お姉ちゃん、『しれん』って、なあに?」
 その言葉がわからなくて、わたしは素直に尋ねました。
 しかし、わたしはそこで、その場から離されてしまったのでした‥‥。


 結局その日は、わたしが呼ばれたときには、紅香お姉ちゃんの調教はすでに終わった後でした。わたしが行くと、白香お姉ちゃんは知らんぷりで自分の部屋へ向かっていきましたが、紅香お姉ちゃんは恥ずかしそうに服を着ながらも、わたしがされたことが気になるらしく、心配そうな視線をおくってくれました。同じお姉ちゃんだというのに、この違い!
 白香お姉ちゃんの手前、表立ってわたしに声をかけるわけにはいかないのでしょう。わたしは、それでじゅうぶんでした。
 そのときわたしは、
(大丈夫だよ‥‥)
という視線を紅香お姉ちゃんに返しつつ、胸に芽生えたアイデアを、
(でも、世の中、公平にしなきゃね‥‥)
と、転がしはじめたのでした。
(優しいお姉ちゃんは、いいよ。許すよ‥‥)
(でも、優しくないほうのお姉ちゃんには、それなりの罰が必要、だよね‥‥。それが、公平っていうもの‥‥)
(あのおっぱい二段縛り、白香お姉ちゃんにもしてあげるよ‥‥。お姉ちゃんのほうが紅香おねえちゃんより、おっぱいあるから、さぞ、食い込むだろうね――)


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