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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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桃香語り(2)-3

「にゃあー、片桐さぁーん‥‥」
 桃香のおっぱい、たっぷり、たぁーっぷり、イジられちゃったのです。それが、爆発するくらいに気持ちよかったのです。
「桃香っ、桃香ぁっ、こっ、こわれちゃううううぅ‥‥!」
 みっともない話ですが、きょう声をあげながら、わたしはあのとき、よだれを垂らしていたと思います。きっと、首筋からおっぱいに流れ、いやらしく光っていたことでしょう。でも。
(また、あれをされたいな‥‥)
 わたしは、そうも思うのでした。


 白香お姉ちゃんは、わたし用のスク水も用意してきました。色もデザインも、紅香お姉ちゃんのと同じです。そして同じように、その姿でなぶられました。調教されました。ただわたしのは、すでに手書きで「ももか」とありました。
 わたしは、日焼けがいやなので海には行かないのですが、スク水は好きです。着ると可愛いし。それで、スク水姿で片桐さんとわが家のおフロに入りました。外には白香お姉ちゃんもいたし、まあ「可愛がって」もらうのは控えめに、ですが。そのときです。
「この世にはときに、性道を行くだけでは進めぬ森がある、か。真理だな‥‥」
 湯気のおフロ場で、片桐さんはぽつりと、でもしみじみとそんなことをつぶやいたのでした。わたしは、ちょっとのぼせぎみでした。
「ふにゃ‥‥? あれ、それ――」
 白香お姉ちゃんも口にしていた言い方だったので、片桐さんに聞いてみると、なんでも、あるゲームの台詞らしいです。片桐さんもお姉ちゃんも、わたしからするとじゅうぶんに「性道」というのを行っている気がするので、わけがわかりませんでした。
片桐さんに聞いてもよかったのですが、なんだか恥ずかしいのでやめました。では、白香お姉ちゃんには――。
(オとしてから、聞き出してみようか‥‥)
 そうも思いました。が、たぶん、あの白香お姉ちゃんのこと、おっぱいを縄でぶりぶりに緊縛されていても、わたしがまるで見当違いのことを言ってるのであれば、そんな状態でもぷぷぷっと吹き出して、わたしのことを――、
(絶対、また馬鹿にする‥‥!)
ことでしょう。それは、確信できました。裸で笑っている顔までが、目に浮かぶようでした。緊張感がぶちこわしだし、なにより馬鹿にされるのはもういやだから、こっちもやめました。
 そしてまた、ふと、あの人がスマホをいじっている場面を、思い出しもしました。
(たしか、何かゲームをしてたような――海田お兄ちゃん‥‥)
 画面を覗き込みはしませんでしたが、たしかこの前、おフロ上がりにわたしのおっぱいを見せた日、短い時間やっていたような気がします。
(そういえば、あの自分のスマホでゲームをしてると、前に話してくれてたような気もする。お兄ちゃん、そういうの詳しそうだし、いつか聞いてみよう。この仕事が終わったら――)
 わたしはそう決めて、
(この件はしばらく置いておこう‥‥)
と、自分に言い聞かせました。なにしろ、目の前の仕事は、あの白香お姉ちゃん調教という大仕事なのです。ミスはもちろん、よけいなことに頭を使う余裕は、わたしにはありません。
 海田お兄ちゃんですが、あの日以来会っていないこともあって、悪いですが、わたしのなかでは遠い人になりかけていました。
(ごめんね、お兄ちゃん‥‥)
 わたしは心のなかでわびつつ、また考えもします。
(海田お兄ちゃんはどうなんだろ。スク水化したわたしを見たら、片桐さんみたくコーフンするのかな‥‥)


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