投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

陽炎の渓谷
【寝とり/寝取られ 官能小説】

陽炎の渓谷の最初へ 陽炎の渓谷 11 陽炎の渓谷 13 陽炎の渓谷の最後へ

見られてる-4

 ふんっ、ふんっ、ふんっ、と江島が乱暴に腰を打ちつけるうちに、玲奈の反応が切羽詰まったものへと変わっていった。
「う、うう、あはぁあっ……」
「イクのか? イきそうなのか? 奥さん」
「そう……そうよ、私、もう……ああっ」
「オナニーだけじゃなく、赤の他人の俺に野外の車の中でイかされるところを旦那に見せるっていうんだな?」
「そ、そうよ。だから、もっと……もっと突いて! 突き破って!」
「おいおい、オナニーを見つかって泣いてた、少女のように貞淑純真な奥様はどこに行ったんだね」
 額から汗の玉を飛ばしながら、江島は最後のスパートをかけた。玲奈はそれに応えるように腰をくねらせ、獣の様な叫びをあげつづけた。
「ぐうぅ……、い、い、いい、いいいいい……」
「イけよ奥さん。カメラが、つまり旦那がバッチリ見てるぜっ」
 とどめとばかりに放たれた、ズーンと重い江島の一撃が、玲奈の最も奥深い聖域を刺し貫いた。
「イクっ……イグぅ……」
 折れるほどに歯を食い縛り、上体を反り返らせた玲奈が、全身を震わせながらガチガチに硬直した。彼女の下腹部の奥深くから快感の波動がジュワーっと泉の様に湧き広がり、甘い痺れをその身に染み渡らせていく。
「くは……」
 ゆっくりと宙を彷徨った目がドライブレコーダーのレンズを捉えると、玲奈はガクッ、ガクン、と大きく身を揺すり、一気に脱力して崩れ落ちた。その口元には、小さな笑みが浮かんでいた。

「こんなものを僕に見せて、いったいどういうつもりなんだ」
 指定されたバーで玲奈の生々しい痴態を見せられた幸弘が声を絞り出すと、江島の部下だと名乗った堂崎瞳美(どうざき ひとみ)は冷たく笑いながらスマホをバッグにしまった。年齢は幸弘より少し下ぐらいだろうか。二十代後半に見える。
「お楽しみいただけたようで何よりですわ」
 幸弘の肩は大きく上下し、息が乱れている。車の中で自慰をするのみならず、不動産屋の江島に自ら進んで犯されていく玲奈を見ながら、興奮してしまったのだ。
「ほんとにあなたたち夫婦って素敵ね。他の男に犯されるところを夫に見られると知って欲情する奥さん、そんな妻を見て股間を熱くする旦那さん」
 幸弘はムっとして、手にしたグラスを煽った。
「もう一度訊く。なぜ僕にこれを見せた……」
 押し殺した幸弘の声には、静かな怒りが滲んでいた。
「いまさら何を言っているんだね」
 背後から掛けられた低い声に、幸弘はビクリ、と身を縮ませ、ゆっくりと振り返った。
「玲奈くん、いい女になったねえ」
 漠然とした不安が、幸弘の腹の底に重く広がっていった。
「……復讐、ですか」
「復讐? あの件かね? そんなつまらないことはしないよ」
「ぼくらは結婚して幸せに暮らしているんです。構わないでいただけませんか」
 努めて冷静に、幸弘はそう告げた。
「本当にそう思っているのかな。今の夫婦生活に満足出来ているのかい」
 幸弘は一瞬、返答に詰まった。そんな彼の胸の内を見透かしたように、男は話を切り出した。
「もっと見たいと思わないか? 玲奈くんが、君以外の者に乱れ狂わされる、淫らな姿を」
「バカな……ことを……」
 そう言いながらも、甘い疼きが下腹部に蘇るのを抑えきれない幸弘は、グラスを傾けた。それは、何の味もしなかった。
「まあ、まずはお試しと行こうじゃないか」
 そう言って男は、豪華な皿に乗せられたフルーツ盛りからオレンジを一つ取り、わざと床に落とした。スツールから下りた瞳美が腰を曲げてそのオレンジに手を伸ばすと、彼は彼女の赤いショートスカートを、後ろから捲り上げた。


陽炎の渓谷の最初へ 陽炎の渓谷 11 陽炎の渓谷 13 陽炎の渓谷の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前