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教え子の子を産んで
【教師 官能小説】

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教え子の子を産んで-1

≪出産≫

私、小林(こばやし)麻衣子(まいこ)は現在は産休中の中学校の数学科教員です。昨日、10年ぶりに二人目の子供を産みました。

既に子供を産んだ経産婦ですが、何せ10年ぶり、加えて42歳という年齢ですから、初産の時よりも不安でした。

一昨日、お風呂上がりに破水し、大学教授をしております、3つ年上の夫の車で病院に向かいました。

午後10時20分、病院に到着、直ぐに診察を受け、「陣痛の間隔と子宮口の開き具合をみましょう。」と病室で寝かされましたが、なかなか子宮口が開きません。午前0時を回っても、痛みで全く眠気も感じず、午前3時頃、ようやく分娩室に移動になりました。

あとは、早く終わって欲しいの一心、赤ちゃんが産道を通って出てきた瞬間、「ああ、産まれる!」、そして、産声が聞こえた時は、「ああ、終わった」とほっとしました。

それから、「3250gの男の子ですよ!」と看護師さんから言われ、涙が止まりませんでした。

分娩室から出て、和室に布団が敷いてある個室に移され、母子並んで寝かされている時、じわじわと喜びが湧いてきました。

夫は待望の男の子に「よくやった!」と大喜びですが、この子は彼の子供ではありません。

決して明かすことの出来ない秘密、私の教え子、山本(やまもと)薫(かおる)と間に出来た子供です。

今、彼は高校3年生、大学受験を控え、大事な時期です。「あなたの子供よ」などとは、とても言えません。幸い彼も夫も血液型は同じA型、私はO型だから、きっとこの子もA型でしょう。

どんな顔立ち、性格なのかは分りませんが、薫の分身として私が大事に育てるつもりです。


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