白香語り（４）-2
「ひゃ‥‥ひゃははっ、やっやっややめ――ひゃっ、ひゃめてえええっ！」
「えーなに。はめてえ？ これじゃ足りないかなー？」
紅香と同じく、桃香は、最初はくすぐったさに身悶えしていた。が、次第に――。
「ひゃはははっ、はんっ！ はんはンっ！ ひゃん――ひゃはンっ！ ひゃああン‥‥あン‥‥」
と、官能の鳴き声をあげはじめた。紅香よりたやすかった。やっぱり、コドモだ。
だが、桃香の双乳は、もうコドモというには許されないふくらみ方である。手加減はいらない。頂点の桜蕾たちが、ぷるぷる、ぷるぷる、ぷるぷるぷる‥‥！と、主の身悶えに同調してこれでもかと上下左右に動きまわる。遠慮も何もあったものではない挙動だ。それを見たわたしは、
「おらっ、乳首振ってんじぇねえよっ‥‥」
と意識的に乱暴に、がらっぱちに言ってみた。一呼吸置いて、口調を元に戻して、なおも続ける。
「乳揺らすの、目障りなんだけど‥‥。やめないと、後で乳首お仕置きだよ？ 思いっきり痛く」
「にゃあっ、いっいっ、意地悪ぅ‥‥。ひゃんっ、にゃひゃんっ‥‥。やっやめ――にゃひゃあああああンっ！」
「桃香、十秒以内に乳首ストップね。――十、九、八、七‥‥」
「そんにゃっ、無理っ。ひゃん、無理いっ。いっ、意地悪うう‥‥！ ひゃ――ひゃああああンっ！」
わたしはくすぐり責めを続けた。幼い顔から甘い嬌声をあげ続けながらも、末妹のそのカタい乳房は、官能の昂ぶりに妖しく弾けまくっていた。もうひとりの妹も、これを聞いているはずだ。
（どう思ってるのかな、あのコは‥‥）
いいコづらする紅香も、調教に参加させる必要があった。その手順を考えながらオッパイを揉みこんでゆくと、桃香は従順になっていった。催淫装置の効果プラス、わたしのテクの成果だった。
次に‥‥。
くちゅっ。
わざとそういう音を当てて、桃香の乳首を口内に含んでみた。まず右から。
「あああっ！」
それは、まさに初々しい桜蕾だった。コリコリとしているそれを、わたしは、ちゅーっと吸いあげたのだった。