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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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白香語り(4)-1

 わたしを暗くした――感情というより計画を進める上での――出来事が、実はもうひとつあった。
 片桐さんだ。
(不安材料、てほどでもないけど‥‥)
 片桐さんに幸也くんを駐車場まで送ってもらい、わたしはスタッフの人たちと研究室の後片付けをした。意外とてきぱきと進み、片桐さんが戻る頃には済んでいた。
「白香クン、これ‥‥」
 片桐さんからビニール袋を手渡された。わたしは何も言わずに受け取りはしたが、それはコンビニか何かの白いビニール袋で、中身は見えないものの、もう少し入れ物を選んでほしいと思ったのだ。不用心というか‥‥。
 さて、今日‥‥。
 片桐さんの来訪前に、わたしは朝――午前中から、桃香を調教することにした。
最初は特に、休む間なんか満足に与えてはいけない。こうやって、徹底的に仕込むのだ――昨夜と同じように、桃香を剥いて装置で懸架した。
(昨日は、焦っていた‥‥)
 それで、あんな無様をさらしてしまったのだ。本来の目的である調教のため、そして己の腹立ちを抑えるため、わたしは昨夜はあれから、熱心に桃香を責めたてていた。
(わたしとしたことが‥‥)
 反省しつつ、わたしは再び、吊るされた桃香の裸体に、じわり、と手を伸ばした。わたしの迫力に気おされたのか、桃香は今日は黙っていた。自分の敏感になっている乳房に迫るわたしの両手を、怯えた目で凝視していた。しかし、わたしはまずは、乳房そのものではなく、その両サイド、つまり両腋にそれぞれ指先を当てた。こちょこちょこちょ‥‥。
途端、桃香の幼い顔が、アッというように大きく見開かれた。
「ふふ。――思い出した?」
 わたしは言ってやった。そう。くすぐりだ。いつかの、紅香にもやったアレ。必ずしも性的とはいえないその行為が、女体を無防備・無抵抗な状態にしてやるとこんなにも淫靡になることを知ってなのか、あのとき桃香は好奇心いっぱいの顔をしていた。まさか自分がやられるとは、思っていなかっただろう。そのまさかを、いま、やってやるのだ。
 こちょこちょ‥‥。
「ひゃっ? ひゃううっ‥‥?」
 おっぱいの脇の、敏感なエリア。「腋」としたが、乳房のサイド面にも、入念に指を滑らせてゆく。
(こんな細い肩に――)
 横に盛り上がる豊かな乳房と、上のほうに絞り上げられた華奢な肩。桃香の左右のその部分は、紅香のそれに較べればスケールダウンはするものの、より挑発的であると言えた。
(――この乳肉‥‥!)
 わたしは、感動さえ覚えていた。乳房のアップ感、とでも言おうか、少女らしい乳肉のかたさ故のそのキュッとしたおっぱいの形よい盛り上がりは、より間近で眺め、指で触れてみるといっそう実感できた。この点においては、紅香に勝っている。わたしはそれを確信した。ただ、女性らしい艶かしい曲線美、という点においては紅香が上かもしれない、とも思った。
「こちょこちょー。こうちょこちょこちょー‥‥♡」


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