投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹の最初へ 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹 116 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹 118 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹の最後へ

白香語り(2)-2

 催淫システム。
 単にロリ巨乳好きなら他にもいるが、あれの存在が、わたしが片桐氏に白羽の矢を立てた大きな理由だ。おもに片桐氏から聞いた話、そして、それなりにだがわたしも勧められた本を読んだりして得た知識を総合すると、その機構・機能は次のようなものだ。
 電波と音波の両方を用いた、文字通り人を催眠状態にして淫らにさせるシステムで、あの研究室は、少なくともあの二階分のフロアは、化粧品開発は表向きの理由で、実際にはあれの開発をその主目的としている。
(まったく、どんな会社なんだか‥‥)
 わたしが調べ得る限りでも、東島グループは、怪しい噂が幾つもあった。まあ、それは別にいい。わたしは、わたしにとって使える範囲のことを知ればいいのだから。そんな怪しい巨大グループに要らぬ好奇心を出して、危険な目に遭ってもしょうがない。とにかく、片桐氏はあの装置の主開発者、ということだった。装置のアイデアと発明自体があの人によるものなのか、それとも単に組織の歯車の一枚として開発プロジェクトのリーダーを担当しているだけなのかは、わからない。当座のわたしには、どちらでもよいことだった。
 正確には、装置と他もろもろを併せた全体を「催淫システム」と呼ぶ。が、慣例的に、研究室の中央に鎮座している、あの金属がうにょうにょした部分を指すこともあるようだ。紅香や桃香はそう思っているんじゃないだろうか。
 実際には、あれはほんの一部分で、何本もの極太のケーブルが壁や床に入っている。きっと、内側でぎっちりと張りめぐらされているのだろう。ビルの四階と五階を占めるあの研究室フロア全部、あの二階分全部が、あの装置の内部であるとも言えるのだ。だから、あそこの人たちの、研究「室」という言い方は、単に通称であるだけでなく、自分たちが装置の胎内にいる、ということを暗に言っているのだ。わたしも、そのことに気がつくまで、だいぶかかった。
 それで‥‥。
「お願いが、あるんですけど‥‥」
 片桐氏に効果があるかどうかはわからなかったが――また、彼を誘惑する必要があるかどうかの判断もいまひとつつかなかったが――わたしは、おねだりするように艶っぽい声を出した。


目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹の最初へ 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹 116 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹 118 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前