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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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白香語り(1)-3



 東島財団は、それそのものよりは、母体である「東島グループ」のほうが世間的には知られていると思う。財団はグループの、ほんの一部。ただ、片桐氏をはじめ、研究室の人がそういう言い方をするので、わたしは財団と呼んでいる。「東島コンツェルン」なんていう、ちょっと迫力を持たせた言い方もされているようだ。
 紅香は、わたしが深く知っているように思っているみたいだけど、わたしだってグループそのものを知っているわけでは、まったくない。企業グループの内部事情を、たかが一介の女子校生にすぎないわたしに、向こうの大人たちが教えてくれるわけもない。向こうがほしいのは、わたしたち三姉妹のカラダ。それだけ、だ。それは、わたしにもわかっている。ネットで調べられる限りの情報では、各業界にまたがる大きなグループで、その規模こそ日本一ではないけれど、結束力の強さでは――測りようがないから数値化されているわけじゃないけれど――日本一ではないかとも言われている、特に消費者金融の分野では大きな影響力を持っている、そうだ。
 わたしたちに直接関わるところでは――わたしも行ったことがある、全国規模のラーメン店のチェーンが、関係するグループの企業らしい。そこの株主優待券をくれている。
 あの片桐さんの研究室は、表向きは化粧品開発をおもな目的としたところらしい。わたしたちが行くあのビル以外にも各地に施設があり、「研究室」は、あの場所というよりは、それら全体の組織としての呼び名のようだ。――このことは、わたしも最近になって知った。大人の世界の仕組みは、よくわからない。紅香や桃香は、いまでも単にビルのあのスペースを、研究「室」だと思っているんじゃないだろうか。
 とにかく、大人になめられたくはない。そのためにも、紅香と桃香は、わたしの手で仕込んでおきたいのだ。
 片桐氏は、「研究室」の、あの場所の責任者。そう呼ばれているように、プロジェクトリーダーという肩書きだ。あそこではいつも白衣を着ている。初めて会ったときから、そうだった。
(オタクだ――‥‥!)
 彼の外見と行動を見て、わたしはそう直感した。事実、そのとおりだったw
 研究室ではよくPCに向かっていて、わたしや研究室の人が呼びかけても気がつかないくらい集中していることもあった。
 わたしはその片桐氏に、桃香のおっぱい調教を頼んだのだった。


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