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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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処女-1

「え…!?わ、私ですか…!?わ、私はダメですよ…自信ないです…。最後でいいです…」
浜野に初めての同行販売に指名されたのは笛木美琴と言う、現在福岡支社で業績最低の新人であった。フワッとして可愛らしい小柄な女だが、どこかいつも何かに怯えているかのようにオドオドしていて頼りなさを感じる、そんな印象であった。そんな美琴を始めに指名した。

「大丈夫だよ。俺がついてるから!」
支店長室に呼び出し、堅苦しさを脱ぎ捨てフランクに話す浜野だが、やはり美琴はオドオドしている。
「ゆ、優秀な皆様からの方が…。私みたいな仕事の出来ない者から始めるといきなり手がかかってしいます。」
後ずさりしながら遠慮する美琴。そんな美琴を麗華が背後から優しく背中を押した。
「浜野さんがついてるから平気よ?今まで厳しくしてゴメンね?私、目の前の業績ばかりしか見てなくて育てる事を忘れてた。美琴ちゃんはこれからの福岡支社を支えていく大切なスタッフ。分からない事や困った事があったら私が一生懸命フォローして行くから頑張ろっ?」
「え…。あ…は、はい…」
麗華のあまりの豹変ぶりに戸惑う美琴。正直これまで麗華の激しいプレッシャーに毎日辞めたいと思っていたが、その蓄積は優しい言葉一つだけで簡単に拭い去る事はできなかった。

しかし浜野の言葉にはグラグラ来ていた。フェロモンの罠にかかった美琴は、男性恐怖症の自分が信じられないぐらいに浜野が気になっている。今まで男性と対面した時の胸の鼓動とは違う種類のものを感じていた。
「まず美琴ちゃんの1番の得意先は?」
「え…?わ、私はたいしたお得意先がなくて…皆さまに比べたら全然売上が少ないとこしか…」
「俺は月の売上1万しかないお客様のところにも定期的に足を運んでるし大事にしてるよ?売上が少なかろうが美琴ちゃんを信じて商品を買ってくれてるんだ。大切にしないとな!」
美琴の頭をポンポンと軽く撫でる。
(あ…)
浜野の行為に自分の中の女が揺れ動いた。感覚的には男を好きになる一歩手前か…、そんな感じであった。とは言え琴乃は処女である。中学、高校とずっと女子校で出会いも殆ど無かった上、確かに他校生の男子から言い寄られた事はたくさんあったが、男に免疫のない琴乃はいつも逃げていた。18歳処女の美琴をも虜にしてしまうフェロモン成分の威力は最強だ。まさか処女とは知らぬ浜野だが、既に同行中にヤッてしまおうと決めているのであった。

「で、どこ?1番のお得意先は。」
「あ…え、駅ビルの中のハートって言う香水販売ショップです…」
「駅ビルか。いいじゃん!駅だから人は集まるしね。よし、行こう。」
「え?も、もうですか…?」
「うん。さ、用意して?」
「は、はい…」
美琴は支店長室を出て出かける準備をする。ミニスカートの多い福岡支社のスタッフに比べて美琴はいつも長いスカートを履き脚を見せる事はなかった。森ガール風の服装をした美琴は小走りで浜野の元に戻って来た。

「じゃあ行って来ます。」
浜野が麗華にそう言うと、麗華はまるで愛するダーリンを見送るかのように手を振っていた。美琴には、ガンバ♪、的なポーズをして2人を送り出したのであった。


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