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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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あなたは紅香と‥‥。(6)-1

 蒲生白香のボディは、間近で見ると、やはり圧倒的であった。あなたの眼前で、太ももが露わになり、大胆な肉感美を見せていた。その先には、濃い空色のミニスカがあった。そしてその先、いや、その奥には‥‥。
(――と、とにかく、あのミニスカをまくれば‥‥)
 彼女のパンティーを、これも間近で拝めるであろう。その色は、まだわからない――。
(カラフルな色か、それとも、意外と清純の白なのか‥‥)
 桃香に集中調教期間終了の後、調教済みの証として純白のパンティーをはかせる予定であることを、あなたは白香から聞かされていた。紅香にもそうしたという。妹たちに純白を与えるのは、もしかしたら、彼女自身の性癖を反映しているのかもしれない。おそらく処女ではないのだろうが、なにかそういうことに憧憬を抱いている心理の現れ――つまり、自分でも着用したがる性癖の持ち主である可能性は、低くはない。
人によっては、ここは深く追求したいところだろう。
(いま、このスカートをまくって‥‥)
 だが、あなたはおっぱい好き、おっぱい星人なのである。それを実行するにあたっての、彼女が目を覚まし、すべてが水泡に帰す危険度と、あなたの目的を味わえる可能性とを、天秤にはかけられなかった。何よりも、おっぱいが優先なのだ。それはいま、あなたの前に無防備にある。
(紅香‥‥)
 あなたは、その目的、すなわち彼女の巨乳を前に、しかし、別の人物を思い浮かべていた。先刻の、大事な誰か、は彼女だった。
(頑張るよ、俺‥‥。――だから、応援してくれ‥‥!)
 あなたは、その紅香に、正確には紅香のイメージに、呼びかけていた。何故か、尊い心持ちになって。――あなたは、いまこのときも、紅香と一緒にいるのだ。
だが、勇気を奮ったあなたの指先が、蒲生白香の豊かにふくらんだ胸に触れようとしたまさにそのとき、あろうことか、あなたの味方であるはずのそのイメージの紅香が、急に悲しそうな顔になり、こう言ったのだった。
「――だめよ、海田くん‥‥」
(え‥‥?)
 思いもかけない紅香の制止の声。それは、あなたの心のうちのものだった。が、それに連続するかのように、あなたを現実に引き戻す現実の音が、背後から聞こえてきた。
 ガチャ‥‥。
 脱衣所のドアを隔てているため、その音はさほど大きくなく、また、くぐもっていた。が、あなたにそれが何を意味しているかを伝えるには、じゅうぶんだった。
蒲生桃香が入浴を追え、バスルームから出てきたのだった。


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