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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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一夜にして奴隷-4

脚を組み頬杖をつきながら浜野を見つめながら話す麗華の姿は実に堂々としている。どんな状況でも自分の優位性をアピールしている、そんな姿に見える。浜野はあくまで自然体だ。挑発的な麗華に物怖じする訳でもなく、威勢を張る訳でもなく穏やかな姿で麗華と話している。

「男にオチる様子、全然ないよねんー。全く隙がないもん。」
「でもいいじゃん。オチなくても高級ディナーが待ってるんだし♪」
「でもオチたら乱パって言うか、6Pって言うか、しなくちゃならないんだよ?」
「うーん、でも私、浜野さんと遊びたい気がするんだよねー。知らない事たくさん知ってそうだし。」
「私も浜野さん、なんか気になる…。気持ち的には半分抱かれてもいいかなー、なんて。彩香はどう?」
ドキっとする彩香。彩香はもう浜野の巨根の良さを知っている。それを隠しソワソワしながら答える。
「わ、分からないよ…」
「もし浜野さんが部長をオトしたら、約束は守る方向でいいかな?」
「うん。嘘はつきたくないからその時は…。でもまぁまずオチないと思うけどね。」
そんか話をしながは女子達は2人の様子を見守っていた。

(そろそろいいかな…)
浜野はパケットの中でフェロモン成分を噴射した。手にフェロモン成分が付着する。その手を出して額を拭くとともに顔周辺にフェロモン成分を撒き散らす。
「いやー、熱いですね。」
「九州は関東よりも…熱い…ですから…」
麗華は体の異変を感じた。何故か体が火照って来た。風邪かな?そう思ったぐらいだ。そして胸がソワソワして来た。働きすぎて疲れたのかな…、そう思った。

その変化は離れて見守っている女子にもすぐに伝わった。
「あれ?部長の様子、おかしくない?」
歩美がそう言うと女子達は目を凝らして見つめる。確かに様子が変だ。組んでいた脚を戻し頬杖を辞めていた。顔からは堂々さが消え少しおどおどしたような感じに見える。そして仕切りに浜野の視線に恥じらうような姿を見せていた。
「もしかして…」
彩香の呟きに女子らは固唾を飲んで2人の様子を見つめていた。

「えっ…!?」
女子らは驚いた。何故なら浜野が麗華の手を取り撫で始めたからだ。いつもなら平手打ちが飛ぶとこだろう。しかし麗華は恋愛ウブな女が男に手を触られドキドキしているかのような姿に見えた。
「嘘でしょ…!?」
全員が絶句した。麗華の様子はどんどんおかしくなって行く。内股を擦り合わせてモゾモゾさせる姿を見せる。頬はうっすらとピンク色に染まって来た。そして親密そうに顔を寄せて手を握り合いながら会話し始めた。

少し会話をすると、何やら浜野の言葉に頷いた麗華の姿が見えたと思った瞬間、2人は立ち上がって女子達に歩み寄って来た。
「お会計、これで済ましておいてね?」
「あ、は、はい…」
彩香はカードを受け取った。そしてニコッと笑いながら女子達に向けて言った。
「浜野さんに夜の福岡を案内して来るから。じゃ♪」
ウィンクをして手を振る麗華の姿など始めて見た。呆然とする女子らにニコッと笑った浜野は腕を組んでくる麗華と一緒に居酒屋を出たのであった。


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