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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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一夜にして奴隷-1

「そんなに恐いんだ、南雲部長は。」
酒を飲みながら親睦を深めて行く6人。堅苦しい雰囲気も抜け楽しい酒の場になっていた。
「恐いですよー。もうみんなピリピリしちゃって。売り上げが少しでも下がったもんなら、そりゃあもう…」
「でもノルマ達成してればそんなでもないんでしょ?」
「いやいや、ブツブツ言われないだけで、常にあれやれこれやれ、もっともっと!って言われますからねー。」
「そうなんだ。」
「だから今回ピンクモアールで売り上げがバーンって上がるのに期待してるんですよ。そうすれば部長も少しは煩くなくなるかなって。」
全員が頷く。

「問題ないよ。絶対に売り上げ上がるから。」
全員が自信たっぷりの浜野に思わず胸をドキッとさせた。抜け目のない浜野は既に服にフェロモン成分を吹き掛けている。いつも以上に中城歩美が浜野にベタベタしているのはそのせいもあった。浜野は夜、彩香のみならず全員を食う事を考えていた。徐々にフェロモン成分の量を増やして行き、全て持ち帰ろうと考えていた。

「匂いって大事なんだ。でもね、ピンクモアールは異性を引きつける魔性の香水ってのを売りにして人気を博してるけど、嗅がせたからって永遠に意中の人の心を掴める訳ではないんだよ。あくまで振り向かせるきっかけを作るツールだって事。振り向かせた異性をものにできるかできないかは、やっぱりそこからの本人の努力次第なんだよね。恋ってそう簡単なものじゃないって、みんなも分かってると思うけどね。」
全員がうっとりしながら浜野の話を聞いていた。

「でも、意中の人に振り向いてもらえた喜びってたまらないでしょ?その喜びがもっと自分を見て欲しいと言う欲求を生むし、振り向いてくれた人の心を掴みたいって願う。ピンクモアールはみんなの恋心を応援する為の香水なんだよ。そりゃあ一生相手の心を掴める香水があれば楽さ。でもそれじゃあ人間努力を忘れてしまう。俺は好きな人の心を掴もうと自分を磨き、努力する女子って素敵だと感じるし魅力を感じる。それにそれが女の喜びなんじゃない??」
浜野の言葉をうっとりとしながらみんなが聞いていた。
「確かに♪良く恋してる女は輝いてるって言うけど、そう言う自分が好きだったりするし!」
「好きな人の気を引くために色々考えるのも楽しかったりするしね!でも振り向いてくれなくて…。振り向いてくれれば私の良さがきっと分かるのにって思う時ある!」
「ピンクモアールは好きな人を振り向かせる事を応援してくれる香水…、なんか嬉しい♪」
「私も使いたくなってきた♪」
浜野の言葉に感銘を受け、ますますうっとりしながらも目を輝かせる女子達であった。


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