投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最初へ ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 201 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 203 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最後へ

鬼奴部長-10

「おい彩香!歓迎会とか聞いてねーぞ!?」
歓迎会まであと30分と言う所で彼氏から電話が来た。
「ごめん、言うの忘れてたかも…」
「ふざけんなよ!」
「ごめん、会社の付き合いだからどうしても行かなきゃならなくて…」
「しらねーよ!こっちは一週間もヤッてなくてたまってんだよ!じゃあ歓迎会終わったらすぐに来いよな!」
「分かったよ…。(ヤリたいだけじゃん!)」
そう言って渋々電話を切った彩香。どうやら歓迎会が終わった後に再び浜野に抱かれる事は出来そうもなくなった。しかしそれでも浜野に会いたいと思ってしまうのはフェロモン効果は消えたが、味わってしまった浜野とのセックスが忘れられないからだろう。
「積み重ねた愛より大きいオチンチンなのかなぁ…。」
彩香は無意識にそう呟いた。
「や、やだ…、私、何を言ってるの…!?」
まさか自分がそのような事を思ってしまうとは思ってもいなかった。そんな邪念を振り払うかのように彩香は仕事のスピードを上げた。

「部長、終わりました!」
歓迎会まであと10分と言う所でようやく書類の処理が終わった。
「お疲れ様。さすがね。じゃあ歓迎会に行っていいわよ?あなたの仕事に対するしボーナスの査定は上げておくから。」
「ありがとうございます。」
そう言って帰り支度をする彩香に言った。
「あとで顔出すわ。」
「え??あ、はい…分かりました。」
一礼して事務所を後にした彩香。
「部長が歓迎会来るとか初めてよね…」
今まで麗華が歓迎会など来たことはなかった。今回それだけピンクモアールが福岡支社の業績アップの起爆剤になると考えているのかも知れないと思った彩香。部長が来たらあまり浮ついた気持ちにもなれないなと思い、浜野に抱かれる事は今日の所は諦めた方がいいかな…、そう思った。

歓迎会の場所は事務所の近くにある、よく女子会が行われるお洒落な居酒屋、パーベイルと言う店だ。今日の参加者は福岡支店の中で成績優秀なセールスの彩香と吉原唯香と中城歩美の3人と事務の狭山亜美と木原美香。それに後から合流する麗華を含めた6人で浜野の歓迎会を開催する。彩香が店に行くと既に他の4人と浜野は到着しており席について談笑していた。
「ごめんなさい、遅れました!」
そう言って席に着き、チラッと浜野を見ると目が合った。
「…」
さっきセックスしたばかりの浜野に彩香は思わず顔を赤くしてしまった。

「え!?マジ!?部長来るの!?」
やはり全員が驚いた。
「1時間ぐらいしたらだと思うけど…」
「そっか…。浜野さんに対する期待の表れね。浜野さーん、私達福岡支店女子を宜しくお願いしま〜す♪」
そう言って腕に抱きつき戯けて見せたのは、社内でも1番の男好きと噂される中城歩美だ。透明感あるハーフっぽい顔立ちの美少女系女子である。わざと胸を押し当てているように見えるあたりが、実はあざといと言われる所以だ。満更でもなさそうな浜野を見て彩香は嫉妬心をメラメラさせるのであった。

浜野の福岡の夜、第一夜が始まった。


ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最初へ ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 201 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 203 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前