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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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あなたは紅香と‥‥。(3)-3

 結論は、すぐに出た。あなたは、心を決めようと、蒲生白香を仰いだ。
(当面は、この女に従うことだ‥‥)
と。それが、どこかねじれた決意であることは自分でも気がついていたが、いまはこの方針――方策が、最善であるとも思えていた。
(『この世にはときに、正道を往くだけでは進めぬ森があるっ!』――)
 あなたが以前やっていたRPGの、あるキャラの台詞だった。悪役ではあるがかっこよく、己の信じる覇道を歩もうとする‥‥。あなたも、その精神に倣おうと思った。あのゲームは、続けてゆくのがしんどくなってやめてしまったのだが――ここが、その森なのだ。
「じゃ、桃香、その可愛いブラを取りなさい」
 蒲生白香は、そんなあなたの逡巡には興味がないようで、桃香のほうを凝視していた。ましてや、あなたのそのキャラへの思い入れなど、知る由もないだろう。だが、あなたが気を引かれざるを得ないことを口にする。
「『海田お兄ちゃん』に、桃香の恥ずかしいオッパイを観賞してもらいなさい。よぉーく‥‥ね」
「ふに‥‥。ふにぃー‥‥」
 あなたは、いまここは迷いの時間とき、迷いの箇所ではないことを、肝に銘ぜざるを得なかった。あのRPGのときも――。
(そうだったはずだ‥‥)
 あなたは、そのゲームで覚えた反省材料を思い起こし、自分に言い聞かせた。
(俺は――決断すべきときによけいなことに心を奪われて、機を逸してばかりだった。――戦闘開始、戦闘開始なんだ‥‥!)
 そうはしなかったが、両手で己の頬をぱんと張りたい気分だった。
 そんなあなたの葛藤をこれもよそに、
「ふに‥‥。桃香、ブラジャー、取るよ‥‥」
と、巨乳ではあるがロリ風味溢れる――逆も言える――美少女・蒲生桃香が、ピンク色のブラをあなたの前でするりと外したのだった。


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