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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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裏切りの裏で (2)-3

そう言うとゆきはまた私の股間に顔を埋めてペニスを喉の奥までパックリと咥えむ。唇をきゅっと閉じて頬も凹ませてジュッポジュッポと激しく頭を上下させる。とてつもなく卑猥な肉体奉仕。女性にペニスの大きさや早漏を指摘され傷ついた経験をもつ私がはじめて味わう「ペニスを褒められる」経験。

「うぅ!ゆき……!俺も今超幸せだよ!」
あまりの気持ちよさに腰が勝手ビクンビクンと跳ねてしまう。
「んん!んぐ……!こぁ!おほなひくしへなはい……」
ペニスを頬張りながら上目遣いで私を叱るゆき。それでも嬉しそうに、また両手で私の左右の乳首をコリコリと刺激しはじめた。腰のくびれから先、四つん這いの尻がぷりんと突き出て揺れている。誰もが羨む美人妻のいやらしすぎる三点責めに、私はいっそう身悶えた。

それにしても清楚で奥手な女子を装っていた「ゆきちゃん」が私のペニスをそんなふうに値踏みしていたとは恐ろしい。はじめて私と結ばれた夜、幸せいっぱいの笑顔で甘えてきたあの「ゆきちゃん」が、あの笑顔の裏で元彼と私の男性器を冷静に比較していたのだ。案外気持ちいいとは言ってくれたが実際オーガズムに達することはなかったし、喘ぎ声だってほとんど「吐息」レベルの控えめなものだった。今のゆきも当時の「ゆきちゃん」も優しいからすべては語らないが、小ささに驚いただけではなく、前戯もなにもない早漏セックスに少なからず失望したのではないかと思う。よく私を見捨てず結婚までしてくれたものだと、今さらながら冷や汗が出てくる。

「ねえ、ひょっとしてZのより硬い?」
「Zくんのは硬さもパパと同じくらい硬いよ。残念でしたー」
「完璧かよ」
それでもうっとりした表情で私のペニスに舌を這わせているゆき。
「ねえ、ちなみにとられたパンティーとストッキングのことなんだけど、その……けっこう汚れてたんじゃ……」
「うん汚れてた……だから恥ずかしいし返してって言ったんだけど駄目って言われて……」

七月下旬の話である。蒸し暑い夏に、ストッキングとショーツに包まれ一日働いた妻の股間は、どんなに蒸れていたことか。しかも個室居酒屋でキスして股間をまさぐられながらフェラチオをしたのだ。汗とフェロモンと愛液がたっぷりと分泌され、生い茂った陰毛に絡まりクロッチに染みをつくっていたに違いない。澄まし顔の美人OLも一皮むけば股間から酸っぱい匂いを発していたのだ。思えばゆきを初めて寝取らせる前も私が貸し与えたゆきの下着でZはオナニーをしていたし、先日の浮気セックスでも汚れたゆきの下着の匂いを嗅いでいた。どうやらZはそういうのが好きらしいし、ゆき自身も決して口には出さないが、下着の匂いや染み、汚れを指摘され辱められることに興奮を感じている。

「ゆきの下着が他の男のおかずにされてるなんて……たまらないよ……!」
ゆきにフェラチオされながら腰をピクピクくねらせてしまう。
「パパ可愛い、さっきから女の子みたいに感じてる……」
「だってゆき……!気持ちよすぎる、興奮しちゃうよ!」
「ぁあん……ねぇ、パパ……そんなにピクピクされたら、ゆきもして欲しくなっちゃう……」
「いいよ、しようよ。ゆきのおかげでまたできそう……!挿れていい?」

「ねえパパ、ちょっと待って……」
身体を起こして挿入しようとする私を制してゆきが言った。
「おねがいがあるんだけど……ゆきのも、その……お口でしてくれない……?」
最近はクンニもよくするが、ゆきからこうしてお願いしてくるのは珍しい。顔を赤くして恥ずかしそうにおねだりするゆきが可愛くて、私は「もちろんいいよ!」と妻への口淫奉仕をはじめようとする。しかしそれもなぜか、ゆきに止められてしまう。

「そうじゃなくて……」
「……?」
「だから……一緒に、しよ……」
「え!?一緒に……?えっ……!?」

シックスナインをしたがっている妻の精一杯のお願いに気がついてあげられない私。

「ゆき、パパのもペロペロしてたいから……」
「え、なに?え……うん……いいよ……」
「それでパパにも、ペロペロしてほしいの……」
「あ、うん……する、するよ……!?えっとどういう……こと?」

女性にここまで言わせてまだわからない、犯罪レベルの女性経験の乏しさである。相手がゆきでなければ怒って今日のセックスはここで終了になっていても不思議ではない。みっともなくあたふたするばかり私にさすがのゆきも痺れを切らしたようでついに自分から動いてしまう。

「こういうこと……ごめんねパパ、もう我慢できない……」
ゆきは私のペニスを咥えたまま下半身をこちらにむけて私の顔面に股間を押し付けてきた。
「え!?ゆき……!んぷ……ぁ……んん……!」
「んんん!!……パパ……ごめんなさい!ねえペロペロして……ごめんね、おねがい!っんぷ!……っんぐ!!」
私のペニスを口の奥深くまで何度も激しく出し入れしながら、むちむちの尻を私の目の前で蠢かせている。
「パパぁ……!はしたなくてごめんなさい……!!でもおねがいします……ゆきのこと、気持ちよくしてください!」

なぜか変テコな敬語が混ざるゆきの言葉で、混乱していた私の心に少し余裕が生まれる。ゆきのびしょ濡れの股間が押し付けられている。これを気持ちよくすればいいのか。陰毛がじょりじょりと顔に擦れて痛いが、ゆきのことを思う一心で陰毛をかきわけ、舌でクリトリスと陰唇をベロベロとめくりあげる。


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