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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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刺激的な夜 前編-3

「浜野さん…」
「なぁに?」
「ハァハァ…私になんか、興奮してくれるものなんですか…?」
震える声で囁く愛美に浜野はニコッと笑う。
「興奮するよ?その証拠に…、ほら…」
浜野は愛美の手を掴み、掌を自分の股間に当てた。
「あ…」
愛美の掌に完全勃起したゴツゴツとした感触が伝わる。そして浜野は愛美の耳元で囁いた。
「こんなに興奮してるでしょ?ほら。」
愛美の手に手を重ねてペニスに押し当てる。
「ああん…」
「ビンビンだよ。痛いぐらいに勃っちゃってるよ…」
「ああん…凄い…」
愛美は自分にこれ程までに興奮してくれているのだと思うと嬉しくなって来た。浜野が手を離しても、そのまま浜野の股間をゆっくりと撫で回していた。
「ふふっ、エッチ。」
浜野のその言葉にハッとして慌てて手を引いた。

「愛美も興奮してる…?」
「わ、分からないデス…」
「そっか…。じゃあ確かめてあげるよ。」
浜野は愛美のスカートを引き上げ股間に手を忍ばせる。
「ああん…」
掌がパンティの上から覆い被さるように包み込む。愛美はギュッと目を閉じた。
「愛美?」
「は、はい…」
愛美はビクッとして目をゆっくりと開けた。
「愛美、分からないレベルじゃないね、これ…。」
「やん…」
恥ずかしすぎて顔を背けてしまう。
「こんなにパンティ濡らしておいて、分からないはず、ないよね?」
「ご、ごめんなさい…。恥ずかしかったから…」
ほぼ涙声でそう言った愛美。
「フフフ、可愛いなぁ、愛美は。」
そう言って手を抜きギュッと抱きしめた。恥じらいの後の強い抱擁に愛美はクラッとしてしまう。ふと浮かんだ気持ちは、もう好きにされたい…、だった。

浜野はそのまま愛美をゆっくりとベッドに寝させ、上から覆い被さるように体を重ねて上から見つめる。
「運命のような気がして来たよ…」
愛美の瞳は潤んでいた。
「私も…」
唇を求め合った二人のキスは熱かった。お互い悩ましげに体をクネらせながらネチョネチョと音を立てて舌を絡め合った。

愛美の口の中には自分の唾液と浜野の唾液が溜まって来る。それを飲み込んだ愛美は、もはや浜野とは初対面以上の男の感情を抱いた。浜野の匂いに興奮する。その匂いの中にフェロモン成分の罠が仕掛けられているとも知らず、愛美は鼻からその匂いを深く吸い込んだ。
(セックス…)
その響きが物凄くいやらしく感じた。今まで疎遠であったセックスと言う行為が、実は自分がいつも強く欲しがっていたものだったんだなと気付く。そして激しくキスをしながら下半身を弄ってくる浜野に身を委ねていたのであった。


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