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二人のアトリエ
【学園物 官能小説】

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モデルの依頼-4

優一は大学生になり 杏は高校3年生になった。

杏がモデルの仕事をしてる噂は広まった。
「杏ちゃん有栖川先輩の所でモデルしてるんだ」
「すごーいね」
クラスメートは羨望のまなざしを向ける。
ちょっと前まではアルバイトに追われて
友人との距離があったのに。この違いは。杏は少し戸惑った。

「そんな事ないよ 杏がやってるのわねえ」
明美が全部しゃべろうとするので杏はあわてて口を塞いだ。
「明美 ストップストップ」
「どうしたの杏」
「ね 皆凄いと言ってくれてクラスにもなじめたんだから」
全く空気というものが読めない。それだから杏の側にいてくれてたのだが。
「また人気者になりたいの?」
「そう言うのは明美に譲るけど言わないで 何でも言うこと聞くから」
「本当?」
明美は目を輝かせる。

「うんずっとこれから言うこと聞くから」
「約束だからね」
「あ明美ちゃんだ」
「いえーい」
明美ははじけている。杏はそれを見て微笑んだ。
明美はクラスの人気者 杏はクラスの隅っこでそれを見ている。
構図は変わらないが少し友人も出来た。


杏は月に何回か優一の家にいき下着姿のモデルになった

「今日は下着かなあ」
優一が楽しそうに聞く。
「今日はガーターベルトです」
杏は制服を脱ぎながら言った。
プリティレースガーターベルトだった。 網タイツも履いていてセクシーな姿のなる。

「どう 慣れた?」
優一の母親がアトリエに入ってきた。杏はお尻丸出しの下着のままだ。
「はい ただショーツは脱げなくて」
杏は恥ずかしそうに言う。顔を真っ赤にしてしまう。
「決心がつかない」
「ヌードになる決心だけは」
「そうなの」
「恥ずかしいカッコばかりしてる女が言うのも変ですが」
杏はしょんぼりと言った。
「いいのよ このお尻 素敵よ」
優一の母親は杏の尻を軽く叩く。
「はい 頑張ります」

「優一は裸婦モデルが欲しいみたいなの 杏ちゃんは理想のモデルみたい」
「はい」
「杏ちゃんはヌードモデルやってくれるんだったら給料上げるからね」
「はいありがとうございます」
「杏さんのうちは」
「はあ貧乏で 大学にも行けない状態です」
「そうなの」
「それでバイトばかりやっていたのですがこのモデルのアルバイトで凄い助かってます」
「うん がんばってね」



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