宿主-1
小さなお兄ちゃんに、あたしは裸の股を突き出して見せた。
「ほら！」
そうして、割れ目を開いてやった。こうすると、あたしにも分かるほどにおってくる。お兄ちゃんは、驚いて立ち尽くしていた。
「触って。」
あたしは言いながら興奮してきた。
「早く触って。ぜんぶ触って！ どうなってるか、ぜんぶ調べて。そうしないと、連れてってあげない。」
「ここだけ、飛び出してる。」
お兄ちゃんは、いきなりクリトリスを両手に摑んだ。そして、ごしごしさすり始めた。どんな所なのか知ってたのかもしれない。途端に、耐えきれない刺激が走った。
「そこ、ずるい！ ん！」
人に触られたことなんか無かったから、我慢できずに尻餅をついてしまった。その拍子にクリトリスはお兄ちゃんの手から離れた。
お兄ちゃんは、目の前に来た襞を今度は摑んだ。また、痒いような気持ち良さが背筋を突き抜けた。
「うわ、なんか、ぬるぬるしたのが出てきたぞ！」
「そうよ！知らないの？ 中、見て！」
襞を両側にこじ開けたお兄ちゃんは
「すごいにおいだ。こんなの、嗅いだことない！」
「汚れてる？」
「でこぼこしてて、なんか溜まってる。」
「ぜんぶに手を当てて！ 早く！ やっ！」
刺すような痛みが走ったので、あたしは仰け反った。
「そこ、おしっこの穴！ 痛い。手、入れないで！」
「え、こんな下から出るのか？」
「そうよ！ してみようか？ したらお兄ちゃん、溺れちゃうから！」
あたしはどんどん興奮してきた。
「白いのがたくさん着いてる。臭いのはこれだ。」
お兄ちゃんは、溜まっている粕を掻き始めた。そこここを手でがりがりやっている。あたしは、意地悪な喜びも湧いてきて、お兄ちゃんが掻きやすいよう、溝を大きく広げてみせた。
「おえっ！ 女の子のって、こんなににおうのか！」
「もっと嗅いで！ お尻の穴も嗅いで触って！」
「大っきな穴が開いたぞ！ 奥まで相当深い。ここって、もしかして」
「お兄ちゃんのエッチ！」
あたしは、片手でお兄ちゃんを摘まむと、穴に頭から押し込んだ。中指で、奥のほうまで入れてしまった。お兄ちゃんは出ようともがいている。その動きの気持ち良さに、あたしは自分でクリトリスを激しくこすった。
「あ、ああああ！」
こんなに気持ちのいいオナニーはした事がなかった。おしっこが何度か遠くまで飛んで出た。
「お兄ちゃん、聞こえる？ 今日からあたしの中で暮らして。いつも一緒にいて！」
余韻に浸りながら、あたしは口から言葉が出てくるに任せた。中のお兄ちゃんがどうなったのか、深く潜り過ぎて、よく分からなかった。