投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

豆男奇談
【ロリ 官能小説】

豆男奇談の最初へ 豆男奇談 1 豆男奇談 3 豆男奇談の最後へ

アパートで-1

お兄ちゃんは滅多に鍵をかけることがない。あたしはノックもしないで戸を開けた。
「お兄ちゃん!?」
返事がない。
「あ、そうか。部屋!」
アパートは、玄関を入るとすぐ台所になってる造りだ。その奥に部屋が一つだけあった。あたしは上がって、部屋の戸も開けた。
耳を澄ませた。
「梨菜!」
蚊の羽音に似た小さな声がした。
敷きっぱなしの布団の枕に、お兄ちゃんはいた。ガチャポンに入ってる人形みたいに小さい。あたしはしゃがんで顔を近づけた。
「何これ、可愛い!」
「可愛くない! 困ってるんだよ。悪いけど、しばらく匿ってもらえないかな。」
素っ裸のお兄ちゃんは三センチくらいしかなかった。ちゃんと股間を手で隠している。さっきは動揺してたんだなと思った。でも、見ちゃった。
「どうしたらいいの?」
「ここに居ても何もできないし、外へ出たら、多分、動物に食われる。悪いけど、お前のとこに連れてってくれ。お前なら頼りになるし、信じてくれると思った。細かいことは後から考えたい。」
「持つと潰しちゃいそうで恐い。」
「何だか体は頑丈みたいだ。ゴムみたいにびっちり締まってる。踏まれたりしなければ多分大丈夫。」
「そう?」
しゃがんでるあたしのすぐ前に立つお兄ちゃんは
「お前、靴下、臭いぞ。パンツも丸見えだけど、ここに居ると、スカートの中からにおってくる。パンツ、きのう替えたか。」
「替えてない。お風呂、嫌いだもん。」
「女子ってみんな、こんななのかな。スカートの中なんて、こんなに近くで見たの、初めてだ。これが女の子か。お前が小学生で良かった。」
観察されながら言われたあたしは変な気持ちになってきた。
「良かったって、どういう意味? 小学生だけど、女の子なんだよ。パンツなんかじゃなくて、女の子の、見せてあげようか。お兄ちゃん、知らないでしょ。」
返事を待たずにあたしは素速くパンツをずらした。


豆男奇談の最初へ 豆男奇談 1 豆男奇談 3 豆男奇談の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前