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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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裏切り (6) 妻の浮気心-1

「わかっててもドキドキしちゃった」

Zのペニスからゴムを外して舌を這わす妻。
さっきから言われてもいないのに当たり前のようにお掃除フェラを始める。

「俺も!まさかゆきさんから中に出してなんて言ってくれるなんて。本当に中出ししてる気分だったよ」
「ふふふ、すごくイケないことしてる感じがして興奮しちゃった」
中出しごっこ抜きでも今日のゆきはイケないことだらけだ。

「ゆきさん最後、ちょっと虐めちゃってゴメンね」
「ホントに酷いよ、女性にあんなことするなんて」
「俺ゆきさんの匂い好きじゃん? ほらこうして……クンクン……あーたまらない!」
またゆきのショーツの匂いを嗅ぐZ。
「もう!全然反省してない!」

仕返しのつもりでZの陰茎をぎゅぅっと唇で締め付けるゆき。しかし別に歯を立てるわけでもなく、結果としてZを気持ちよくするだけだった。ゆき自身、もうそのことはどうでもよさそうでフェラチオに集中している。

「ああゆきさんのフェラ、気持ちいい」
「すごい、もう大っきくなってる……」
ジュッポジュッポと丹念に亀頭を掃除している。今度は生でしてもらうつもりか。ペニスに付着した精液を舐め取り、尿道に残った精液を吸い出しさえすれば避妊になると思っている貞操観念の崩れた妻の姿が情けない。

「ねえ、ゆきさんはOさんにはフェラしないって本当?」
「うん。パパから聞いたの?」
「前にね。それってやっぱりコンプレックス的な?」
「んん……そうかな。たぶんおちんちん見られるのが嫌なんだと思う」
チュパチュパ頬を凹ませてペニスを吸い上げる。
「ゆきさんはOさんのも気持ちよくしてあげたいんじゃない?」
「うん……本当はね。よくわかるね」
「ゆきさん好きだからね」
「うん」
「フェラが」
「そっち? でもまあ好きかな、ふふ……」
「もちろんOさんのことも」
「うん」

意外な返事。もうゆきは私のことなど眼中にないのかと思っていた。

「してあげたいけど、パパが可哀想だし、私もあんまりエッチなことして嫌われたら哀しいし。いまさら自分からはいけない雰囲気……」
「Oさんも変態だから大丈夫だと思うよ」
「寝取られとかは変態だけど、エッチ自体は普通だよ」
陰茎に手を添え、睾丸をパクっと口に含んでレロレロと舌で転がしている。
「私もパパの前ではずっとエッチには奥手なフリしてたし……あ、フリっていってもそれで十分幸せで気持ちよかったんだよ……」
「ゆきさんは『ショートケーキのイチゴ要らない派』だもんね」
「そうだよ、パパと裸でぎゅってしてるだけで幸せなの」

あってもなくてもどちらでもいいという意味で「ショートケーキのイチゴ」とはゆきにとってのセックスオーガズムを意味する二人の隠語である。最近のゆきを見ていると信じられないが、昔からゆきはセックスでイクことは重要ではない、イケなくても別に構わないということを、折に触れて私にもZにも言っている。

ゆきはZの股間に傅いて丁寧な口淫奉仕を続けている。
亀頭に唾液を塗り伸ばして、固く張り出しているところを舌先でペロペロ舐めて刺激する。

「本当はOさんだってフェラして欲しいんじゃない?」
「そうなのかなぁ」
「ゆきさんにいつもフェラしてもらってる俺のことが羨ましいとはよく言ってるよ」
「ふふふ、そうなんだ……小さくなっちゃうと気まずいんだと思う。昔そういうことがあったから」
「ゆきさんもそれでエッチ出来なくなっちゃうと困るもんね」
「私はいいんだよ」
「『パパとぎゅってしてるだけで幸せ』だから?」
「そうそう、Zくん私のこと分かってきたね。私はよくてもパパが可哀想でしょ。きっとまた傷ついちゃう」
「うわ、めちゃくちゃいい奥さん」
「でしょー」
「俺とセックスしてるゆきさん見てると信じられないけど」

まったくだ。今日のゆきは私の存在が無いせいかいつにも増して積極的で、Zへの貸し出し当初からすると信じられない豹変ぶりである。初めてのときはほとんど「マグロ」状態だったらしい。それでも久しぶりに味わう「まともなセックス」による快感には抗えずオーガズムに達してしまったようだが。

「Zくんはたまにイチゴくれるおじさんだから、私も普段よりちょっとエッチになっちゃうだけ」
ゆきは薄く笑ってそう言うと、Zの上に跨った。
「挿れるよ……いい?」
男の返事を待つ素振りすら見せずペニスに手を添え自らの股間にあてがい、腰を沈めていく妻。
「美味しいイチゴ……食べさせて……」
乳房から腰、尻から太ももへの滑らかなシルエットがゾクッとするほど美しい。
「ん、んん……やっぱり生のおちんちん、おいしい……」


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