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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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偶然-8

「ちょっとトイレ行って来ますね?」
「あ、はい。」
浜野は席を立ちトイレへ入る。
(どうせ効き過ぎても明日には岐阜に帰るんだろうから少し多めにつけてもいいかな…。)
浜野は手首、首筋、シャツの中、そしてパンツの中にフェロモン成分を吹きかける。もうこの時点で愛美が自分に性を求めてくるのは決まっている事であった。若くて白い美しいカラダを今からたっぷりと味わえると思うと既にムラムラしてきた。
「4年も彼氏がいなくて男に飢えてる真面目ちゃんをドスケベちゃんにしてやるぞ!愛美…、俺のチンポでアンアン言わせてやる!」
そう言いながらパンツの中に手を入れフェロモン成分を擦り込むかのように数回ペニスをしごいた。

「よし、メシも終わったしヤルか!でも簡単にヤレてもつまんないし少し飲みにでも行くかな…」
はやる気持ちを抑えて浜野は愛美の座るテーブルに戻る。
「お待たせしました。」
「い、いえ…」
愛美は少し恥じらいの表情を見せる。何故なら浜野がトイレに行っている間、もしもこれから浜野に誘われたら妄想をしていたからだ。出張で訪れた初めての土地で初めて会った見知らぬ男と燃える一夜を妄想し体を熱らせてしまったからであった。浜野のペニスを受け入れ悶々とした顔で喘ぐ自分を妄想していた所に帰って来た浜野の顔を見るのが恥ずかしくてたまらなかった為ソワソワしてしまった。

「じゃ、どうしよう。少し飲みに行きますか?」
愛美は誘われたいが、やはり少し怖かった。万が一浜野に酔い潰されて危険な目に遭った事を考えるとやはり慎重になってしまう。
が…。

そんな危機感が自分でも不思議なぐらいどこかへ消えてしまった。それはもちろん、浜野から放たれたフェロモン成分が愛美の鼻から体内に吸収されたからである。
「…はい。」
何のためらいもなくオッケーしてしまった。そして浜野を見る目が少しトロンとしているように見えた。
(さすが。もう効いちゃった♪)
改めてフェロモン成分の威力に感動した浜野はレシートを持つ。
「じゃあ行きましょうか。」
「はい。」
愛美は食事代を払って貰う事に恐縮しながらレストランを出た。

「この近くにお洒落なバーがあるんですよ。そこでいいですか?」
「あ、はい。でも私、あまりお酒強くないんですけど…」
「あ、俺も弱いんで。こう見えて実はビール一杯でもうダメなんですよねー。」
「本当ですか?」
「はい。だから出会った記念に軽く飲んで楽しい時間を過ごせれば、ねっ?」
少し強張っていた表情がすっと消えた。
「はい♪」

愛美は自分の気持ちに気付いていた。何だかんだ言っても自分は浜野と一夜を過ごしたいと思っている事を。浜野といると身の危機感がどんどん奪われて行ってしまう。何故だか分からないが、それはきっと、ずっと自分が抱いていた欲望がとうとう抑えきれなくなったからだろうと思った。愛美の乙女的な心がこの出会いを運命的な出会いだという方向に強く導いていくのであった。


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