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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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偶然-7

注文を終えると浜野から会話を始めた。
「どちらから来られたんですか?」
「あ、岐阜からです。」
「随分遠いとこからいらしたんですね。お疲れ様です。」
「い、いえ…。浜野さんはこちらの方ですか?」
「あ、はい。僕はプリズムと言う香水メーカーに勤めてるんですよ。」
プリズムと言う言葉に反応した愛美。
「プリズムさんって確か…、今話題のピンクモアールを扱ってる企業様ですよね??」
「(おっ!知ってるのか!!話が早い!)はい。」
「本当ですか!?ピンクモアール、気になってるんです!まだ関西に売ってるトコがなくて、でも調べたらこっちの方でも売り切れてて、せっかく出張でこっちに来たから買って帰ろうと思ってたんですけど残念だなって。」
「そうですか。ご迷惑をお掛けしてすみません。いきなり爆発的に売れてしまったんで生産が間に合わないんですよ。 」
「そうなんですか…。でも何か…」
「何ですか?」
「あ、いや、たまたま食事に来た場所で偶然にも同席された方が欲しい香水のメーカーの方だなんて、ビックリです。」
「本当ですね!もしかしたら運命の出会いだったりして…」
「えっ…?」
目を丸くして頬を赤らめる愛美。
「ハハハ!運命の出会いは出会いでも、愛美さんとコレとの出会いですけどね!」
浜野はバックから新品のピンクモアールを取り出す。
「運命の出会いですね!これ、プレゼントしますよ。」
そう言ってピンクモアールを手渡した。
「えっ?えっ?だ、ダメですよ、そんな…」
「いいんですよ。商談用にいつも何個か持ち歩いてるんです。愛美さんもこれから使っていただけるかも知れない大事なお客様でもあるんですからね!…ってゆーより、運命的な出会いを記念して…って言った方がロマンチックですかね?」
そう言っておどけて見せた浜野は、すっかり愛美の警戒心を解いてしまった。
「よ、宜しいんですか?本当に…」
「はい。お食事ご一緒していただいたお礼ですよ。」
「ありがとうございます!本当に嬉しいです!」
まるで宝物を手にしたかのように大事に抱える愛美が可愛らしく感じた。
(それ一個でヤレるんなら安いもんだよ!ククク)
安心感溢れる笑みの裏で、真面目女子に散々いやらしい事をする妄想を掻き立てていた。
(その白くて綺麗なお肌に眼鏡ごとたっぷりと精子をぶっかけてやるからな…)
愛美の顔を見ながらそう考えていたのであった。

そこからの会話はすっかり打ち解けて行った。愛美の年齢が25歳である事、、勤めている会社はナチュラルと言う健康食品会社の事である事、彼氏がいない事など愛美の口から話された。浜野の事も含めて色々と会話しながら食事をしたのであった。

(そろそろ出番かな…)
浜野はポケットの中のフェロモン成分を握り締めたのであった。


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