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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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偶然-4

イッてから5分程、ベッドの上で余韻に浸った後、早く食事を取り部屋に戻ってからまたオナニーをしようと思った愛美。出張時にはいつも2〜3回はオナニーをする。もし食事に行った時にナンパされ男に抱かれる事があったならオナニーはしないつもりだ。しかしいつも期待をしながら結局は戻ってオナニーする事になる。希望は胸に持ちながらも、どこか諦めている自分には気づいていた。

身なりを直し部屋を出てロビーに向かう。このホテルは出かける時、カードキーをフロントに預けなくてもいい。だが律儀な愛美は一応フロントに食事をしてくると伝えて玄関に向かう。
(何食べようかな…。)
駅からホテルまで来る途中、結構食事をするところはあった。取り敢えず歩いてみて決めようと思った。ホテルの玄関を出る時、まさか自分が狙われているだなんて思ってもいなかった愛美。食事をして部屋でオナニーして寝るプランを考えていた愛美だが、この時まさか初めての土地で初めて会った見知らぬ男とセックスする事になろうとは思ってもいなかった。期待を抱きながらも諦めていた事は、オナニーで汚したパンティをそのまま履いていた事からも伺える。自分の背中に欲望の視線を浴びている事などまるで気づきもせずに愛美はホテルから出て繁華街に向かって行った。

(へへへ、いーなー、あーゆー真面目な子。スケべな事いっぱいしてやるからな?愛美ちゃん♪)
歩きながらどこで食事をとろうかキョロキョロしている愛美の背後からワクワクしながら尾けていた。暫くそんな愛美を見ているとある事に気付く。
(あいつ、意外と男を意識してんな…)
すれ違う男、たむろしている男など、チラ見ではあるが視線を送っているように見える。しかし誘うどころか、どちらかと言うと足早に過ぎ去る所を見ると、出会いは期待しているが、男に声をかけられるのは少し怖いといった印象を受けた。
(臆病だけど、やっぱ出張で開放的な気分になってるんだろうな。間違いない、少しは期待してる。行きずりの恋とか!よし、ヤレるな。ま、どっちにしろ俺にはコレがあるからな!)
ポケットの中でフェロモン成分を詰めたスプレーを握りしめた。声をかけ、少しでもフェロモン成分を嗅がせればもうこっちのもんだ。あとはどのタイミングで声をかけようか考えていた。

愛美は散々迷った後、パスタ店に入って行った。浜野もあとから店の中に入る。店内は平日とあってそれ程混んではいなかった。すでに席についていた愛美。浜野は運良く愛美の席の隣に案内された。浜野が席につこうとすると、やはり少し浜野を意識した。
(期待しちゃってんじゃないの〜、この子♪しょうがないないなぁ、知らない土地でのアバンチュール、満喫させてあげるよ!)
浜野は意識している愛美を横目にメニューを見ていた。


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