投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最初へ ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 154 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 156 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最後へ

偶然-2

仕事を終えると浜野は駅に向かいあてもなくウロウロしてみる。時間は19時、食事をとる時間になった。だが思ったよりも出張で来ている人間とそうでない人間の区別はつかないものだ。別に出張に拘らなければヤリたいと思える女はたくさんいた。しかしどうしても浜野は出張で来ている女とヤリたくて仕方がなかった。

あからさまにナンパするのもカッコ悪い。かと言ってこのままでは時間が過ぎるだけだ。さてどうしようか…、そう悩んでいると、ふと思いついた。
(そっか!ホテルだ!ホテルをチェックしてれば分かるじゃん!)
ヤル事ばかり考えていて、そんな簡単な事が思いつかなかった。浜野は少し歩き、一般的なホテル、ラートインの前まで来た。しかしホテルの前でウロウロしていても不審者扱いされてしまう。 浜野は待ち合わせを偽りロビーのソファーに座った。

その間、何人もチェックインしホテルの中に入って行く人間はいたが、出張してきたらしき女の姿は見当たらなかった。
(なかなかいないもんだなー。)
スマホをいじる振りをしながら入念にチェックしていた。だがなかなか見つからず帰ろうとした時、スーツを着た真面目そうな女が玄関から歩いて来てフロントに向かって行った。リクルートスーツに身を包み、髪を後ろに束ねメガネをかけている女は地味の一歩手前と言う感じだが色白で素材は良さそうだ。巨乳ではないが程良い胸の膨らみもある。
(十分にヤレるな…)
浜野はそう思いながら耳を澄まして会話を聞いていた。

「いらっしゃいませ。」
「あ、岐阜から来た株式会社ナチュラルの清原愛美と申します。」
「清原様ですね。本日ご一泊のご予定でよろしいでしょうか?」
「はい。」
「ではこちらご記入の方、宜しくお願い致します。」
清原愛美という女はペンを取り記入を済ませる。
「ありがとうございます。朝食は朝6時半からそちらのレストランでおとりいただけます。こちらの券をお持ち下さい。夕食の方はいかがなさいますか?」
「あ、表で済ませて来ます。」
「畏まりました。ではお部屋は7階の707号室になります。ごゆっくりどうぞ。」
「宜しくお願い致します。」
清原愛美は礼義良くお辞儀をするとエレベーターで部屋へと向かって行った。

(今から出かけるのか。よし、レストランで捕獲するか!)
浜野は俄然やる気が出てきた。

だが清原愛美はなかなか降りてこなかった。もうチェックインして30分になる。 まぁそれは清原愛美の勝手なのだが、待つ浜野はまだかまだかと首を長くして待っていたのであった。


ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最初へ ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 154 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 156 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前