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わるい娘、メンヘラビッチとの出会い
【学園物 官能小説】

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刺青美少女-5

 あたしの人生むちゃくちゃにしてくれたのだから、栞理のコトだってひどい目にあわせてあげるからね、愛してるからだよ、家族だからだよ、ママがあたしの死体を見たとき泣いた姿を思い浮かべてみると! ざまミロって、見せしめに栞理と抱き合って絡み合いほぐれなくなったまま腐敗してあたり一面に死臭を撒き散らして、粘液になった二人の遺体に骨が泳ぐさま……最高のセックスだよ、死んで腐って混ざり合うなんて、いいよね!
 心中って計画してるときって、明るいんだよ、マジで! 世界が急に明るく見えるの、ママやパパを許してもいいっておもえる位、キラキラに輝いてみえるわ、よかったって。
 どうやって死のうか、作法とかどうしよう? 誰を呼ぼうか? 呼ぶの? 呼ばれるほうって迷惑じゃないのかな、あはははは。
「延髄を斬るのです」
 栞理が教えてくれる、女子の切腹的な作法。
「え〜それってどーいう?」
「脇差をお口の中に飲み込むようにして、喉の中から突き刺すのです」
 ああなるほどって感じ、粘膜を突き破り延髄を斬るってこと、
「制服とか暴れて汚れないかな……」
 生徒の死に装束ときたら制服でしょ。
「膝を縛っておけばよいのです」
 さすが栞理ちゃんってー、おもったら変に欲情してきてしまう、これから心中する娘とするセックスなんて萌えないわけないじゃん、彼女だって瞳を潤ませているもの、可愛いな栞理……病みカワイイよ。
 ほんとうはわかってる、栞理がメンヘラビッチだってコトくらい、でももう一生消えない刺青まで入れあった仲なんだよ、あたしの女なんだよ、あたしの女としての役割をここまで純粋に完璧に高度に演じてくれたのだら、その愛情にこたえることが出来るのはあたし以外に他に無いじゃない、ママから駄目だといわれ否定され続けたあたしを埋めてくれるパテの役割は栞理、それをこなしてくれたのだもの、後は爽やかにおしまいにするだけ。

 脇差は骨とう品の無名だけど、直感で選びました、なんか柄の意匠となぎなた直しというのが気に入っちゃたの、刀紋も濡れたように綺麗だし、切れ味もとてもとてもよさそう、かわいいなって、もうすぐ血を吸わせてあげるからね。


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