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わるい娘、メンヘラビッチとの出会い
【学園物 官能小説】

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仇の敵は、やっぱり災い-2

 わかってる、よく知っていることだよ、パパやママにおもちゃにされてきた順子はよく知っている、彼女を責める資格なんてこれっぽっちもないってことくらい、
「貴女はわたくしとそっくりの人間だと思っていたのですが、違ったのですね、わたくしを裏切り、あまつさえ先輩に色目を使うまでなさるなんて、今日子先輩をみる貴女のきらきらした目、決してあたくしに向けられることの無い目、許せない……!」
 ギリギリと音がするまでベルトを締め上げる彼女だ、
「やめて! でちゃうよ、恥ずかしいよ!」
 我慢も限界ギリギリになりそう、栞理の前ではしたない、
「姉妹ですわ、何も恥ずかしいこと在りません」
 もし捨てられたらという思いがいつもどこかにある、紙切れ一枚でつながった義理の姉妹だから、吹けば飛ぶような家族の関係だから、裏切り者の順子をまだ姉妹と思っていてくれることの嬉しさといったら、天に昇りそうなくらい言葉になんかできない、栞理がとっても可愛く思えてきた、病みかわいいよ、どうしよう自分が認めてもらえるなんて、栞理に愛されているなんて、もてているなんておもえるって、絶頂に達するくらいしあわせ!
「あらあら、白いふとももに伝わる尿の感じはどうですか? おかわいそうに」
 優しい言葉をかけながら、イッテる順子の華の蕾に指を挿入されるの、腰が抜けそうになり、乳首が天井に引っ張られ、苦痛と快感の区別がつかない、
「し、しおり、ちゃん、おにいさまは、あ、あ、もう、すぐ、けっこん、なあ、ああ! なさるおつ、もり、なのよ」
 栞理ちゃんにはあたししかいないんだから、順子しかいないんだから、もっと、あたしに依存させなきゃいけないって、あたしだけをみてほしいって、彼女を独占できた喜びから何度も錯乱し、心の中がピンクで染まるのを愉しんだわ。
「いけませんわ、わたくしとしたことがはしたない、順子ちゃんの桃色に染まる肌を見ていたら欲情してきてしまいましたの」
「うれしい……慎二お兄様にも同じこと言われたもん」
 ピタリ挿入していた指をとめ、ゆっくりと指を抜かれ、セックスをやめてしまう。
 何も語らないまま、順子の乳首ピアスを天井の鎖から解放し、あたしは床にへたり込んだ。
 恐いくらいの長い沈黙があたりを包み込み、あたしの首筋から背中から腰まわりへと、尻を愛撫しフトモモまでなでる栞理ちゃんだ。
「今いいことを思いつきました」
 エロイ声とかじゃなく、もっと澄んださとすような、逆らいがたい確信的聲よ。
「この肌に墨を入れましょう、順子ちゃんをわたくしだけのものにしたいのです、貴女に御しるしとして、セックスするだけじゃ物足りないのです、紙の上で家族になっただけじゃ安心できない、この栞理も一緒に墨を入れましょう、肌を汚しあえるなんて家族以上の結びつきじゃありませんこと? もう後戻りの出来ない絆を、契りを、順子さんも心のどこかでそれを望んでいたのではありませんか? わたくしにはわかっていましたよ」
「何急に言い出してるの……怖いよ刺青なんて……そんなことやめよーよ」
 まだ順子が小さいころ、海水浴場の一団に背中一面青黒くおどろおどろしいカタチをなした不思議な人達に目を奪われたことがあった、「ママあの人達は何で身体にお絵かきしているの」と素朴に聞いたのだけど、怖い顔で睨まれ、何か答えをはぐらかされて、今日まで余り意識さえしないできたのだ。
「怖がらないでください、可愛い女の子らしいデザインにしますから、順子さんのためですわ、だって貴女ときたらお兄様を奪うばかりでなく、あたくしという彼女を差し置いて先輩にまで色目を使う始末、罰が必要ではありませんか? もちろんこの栞理にも貴女という家族ができながら兄と関係を持ち続けたことに責任も感じています、順子さんはこんな栞理を軽蔑するのかもしれません、順子さんは両親を憎んでおいでですか? 栞理は本気で兄を異性として愛していました、気持ち悪いとお思いかもしれませんが、出会いかたが思春期を迎えであったせいだと思っています、ですがそれは倫理的にいけないことだということも分かります、だからです。だから貴女を愛そうとしたのです、そしてこれからも貴女だけを愛したいと、わかるでしょう? ふたりはもっともっと深いところで魂の殺し合い、傷つけあわなくてはいけないのです」
「そんな……栞理ちゃんは怖くないの? きっと凄く痛いよ……」


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