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わるい娘、メンヘラビッチとの出会い
【学園物 官能小説】

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やって、やられて、やり返して-5

 行為中、考えていたのは栞理のことだったわ、彼女がどういう風に彼に抱かれたか想像してしまうの、そうすると段々気持ちが高ぶってきて、栞理と同じ快感を得ているのだと思うと栞理に興奮しているような気になってくる、栞理のお兄様とのセックスじゃなくって、栞理がこの身体に快感を覚える姿に興奮していた、彼女がこの身体でセックスしているのかと想像したら超興奮してくるもの、正直初めて心で快感を覚えたと思う、身体の気持ちよさっていうのとは違う、栞理と深く繋がったと思える快感で、栞理を独占できた気になれる安心感、いつまでもこの感覚を余韻を味わっていたいわ。
 でも実際やっていることは、彼女のオトコを寝取って、その彼を人間としてみてない、彼を使って栞理がどういうセックスをしてたのか、それを追体験し妄想し彼女との一体感を得ようとした、卑劣な裏切りで倫理に反するサイテーのセックスなんだよ、栞理をママから救ってくれたのに、どうしてこんなことしちゃうんだろ。
 きっと順子は罰せられなくちゃいけないんだ。
 終わったあと、最悪の罪悪感、後悔しかない、慎二お兄様に謝るしかないじゃない、なぜこんなにセックスって苦しいだろうって思いながら、彼だってきっと一緒だろう。約束どおりアフターピルを飲むときにも、ここには居ない栞理に心で手を合わせ、一体全体あたしは何がしたかったのかと、もう遅いのに。

 帰りの車の中、去り行く光のお城が眩しい。
「こんなこと言うのアレだけれど、慎二さん結婚したら幸せになって下さいね」
「君からそんなことを言われるとは想像してなかったぞ」
 栞理を捨てるんだから、よほど呪ってやるなんて、あたしだってそうおもっていたから、自分でもそんな言葉に少しだけ当惑してたのもあるけど、偽りではないわ。
「兄妹関係の腐れ縁すら捨てて、そんなに婚約した相手のことが大事な理由って、いったいお相手はどんな方なのかしら」
「クロアチアの女性さ、仕事の関係で知り合い、身辺調査も済んでいる」
「身辺調査……」
「気になるのかね」
 仕事に優位に立てるからといって、現地の女性との結婚を道具に使うなんて、そんなのなんだか許せない気がする、子供っぽいのかもしれないけど、何か気に入らない。
「仕事が済んだら、その女性のことを捨てたりするなんてこと無いですよね」
 また都合が悪くなれば、妹を近くに戻すんじゃないかと、あたしは心配なの、栞理をもっと愛し独占したいから、彼女を裏切ったのに、それなのに彼に戻ってこられては堪らないじゃない、
「それはないよ、これでもビアンカのことは欠点も含めて見ているつもりだよ? 結婚とはそういうものじゃないと思う、もちろん喧嘩もするし、価値観だって違うところも相容れないところもあるけど、それでも彼女とは連れ合って生きたいと決心したんだ」
 決心かぁ、栞理が好きだから、彼女の愛を独占したくてオトコを奪い、裏切ってみたけど苦しいだけで、どうして恋愛ってこんなに傷つけ合うばかりなんだろうって、
「そう、お幸せにね、栞理はもう渡したりなんかしませんから」
「僕を心の疵として仕舞っておいてくれ」
 慎二さんはやっぱりわかっていたのね、秘めておく瑕があたしに必要だということが、ママという束縛からにげ、栞理という庇護みたいな恋人に独占されるには裏切り通じなければいけなくって、背徳者同士で仲良くするしかない恋人で、膿んだ家族なんだと、わかっているのね、いいわもっともっと魂を殺しあえる関係になれたなんて最高! もっとこの娘を苦しめなくちゃ、それがあたしの仕事、役割だもん、楽しみ……愉しいよね、自分が滅茶苦茶になっていくのって、こんな楽しみないよ、幸せ。
 その夜帰ったら、栞理がカンカンに怒っていて、「お兄様と一緒に帰ってくるなんて、どーいうことなんです」って、あからさまに疑っているようだったから、「順子は栞理のオンナなんだよ、裏切るとかないから、そんなに疑うんだったらあたしのこと抱いて確かめて」そう彼女をな えっと、まだあたしの膣の中には彼のザーメンが残っているわけで、それを言葉とかじゃなくて、彼女に分からせたいんだと思う、もう栞理ちゃんのオンナはあたしだけなんだから、あたしだけを見てほしい、栞理ちゃんのオトコはもうあたしが奪ったから、あたしのことが憎くても家族としても恋人としても二人は別れられないんだよって。彼女の身体はやっぱりほわほわしてて、女の子のにおいがむせ返るよう、肌はしっとり吸い付いてきて離さない放れないの、お互いの性器を舐め吸いあって気が付いたんでしょう、栞理は兄とセックスはしても避妊していたんだろうなって、彼のザーメンを受け入れたのはあたしだけ、でもあたしが好きで愛してやまないのは栞理ちゃん……膿んだ関係同士仲のいい姉妹になれるわ。だめると、しぶしぶながらも彼女は矛を収めてくれたの。


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