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わるい娘、メンヘラビッチとの出会い
【学園物 官能小説】

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生きのびるため-4

 精神科に通院してるの、この時に役立ったっていう、不謹慎な事だけど、極めて初期の段階でビョーキってお医者様から診断されて、キチガイとしての自覚が持てたのですから。
 自覚って大事じゃん? キチガイって自覚持てるの中々ないと思うし、申し訳ないってかんじだよ。
 病名? それを教えてくれないんだ、そのほうが治りが早いからなんだって、
 でもさー、障害者の自覚くらいあるんだよー。お薬の副作用でろれつが回らなかったり、モノを持つ手が震えたりって、そんなの人さまの目に触れるの、……っほんとごめんねさいって、生きていていいんですかって? キモイこんなあたしさらしていていいのって、お医者様は「死んではいけないよ」とかいうけど、仕事で言うだけでしょ、ママは「可哀想な順子ちゃん」ってお仕事と生活に張り切りだすし、やけに優しくなったママだ。あうあうあーな順子にママは優しく、寄り添うママにほんとうに感謝しなきゃって。
 ママに優しくされればされるだけ、順子は自分が嫌になるの、こんな病気を患った順子を殺してしまいたくなるくらいには、それでもあたしは順子を殺したくなんか無い、病気を抱えながら、それでも独検一級試験をパスするところまで生きながらえた、ママに見捨てられないために。
 憑き動かれるのは妄想のため、累々と横たわるのはあたしと売春婦。
 ほとんどの中学生活を自宅と病院で過ごし、ほぼ不登校のまま中学を卒業しようとしていた。
 高校進学のことなんて、考えたくなかったけど、ママが順子の知ってる子がいないところに行きなさいって、そういう大事なことを決めてくるときって、決まってママとセックスしているときなんだよねえ……こんなパパを寝取った薄汚い売春婦を、それでも愛してくれる、精神疾患の順子を見捨てないでいてくれるママ、そのためだったら何でもしなくちゃいけないんだ、何でも彼女の思うことを先を見越してするくらい、積極的に、性的奴隷で生きられるならそれで別にかまわない、順子はママに寄り添って生きるしか術が無い、ママの言うとおり順子は駄目な子なんだって。
「順子ちゃんはママの言うとおりしてれば、間違いが無いからね、高校もママが決めてあげるわね」
 中学をママに決められたように、高校もママが決めてくるのか……はぁ、まあもう別にどうでもいいけどさ。
「千葉の方の進学校なら順子ちゃんのコト知ってる人なんていないし、進学校ほどいじめって少ない傾向があるのよ、これで決まりね、あ、そこ、だめ……」
 このときの駄目は甘く囁く様にいうから、ほんとうの駄目じゃなくって、耳の中を舌でインサートするみたく、舐めてあげる、同時に下の穴もかき混ぜてあげ、性交の音を感じさせてあげるの、好きだよな〜ママってば。
 でも、どうせ反対なんてできないし、ちくしょう順子ににどうすればいいって言うわけ? ああそう、ママに従っていればいいってわけね!
「ああそれからね、病気の療養にいいから、高校では部活をしなさい、ママはね薙刀ってやってみたかったから、それがいいと思うのよ」
 ママのスリットを押し広げ、舐め上げ上目遣いにママの表情を見た、しっかり女の顔してる、パパはどっちかといえば無表情だったかな、順子を犯しているくせに、カッコなんかつけなくてもって思うんだけど。
「うん」
 そうかそうだったんだ、行く高校も、そこでの部活までも全部最初から決まっていたんだね。もうどーでもいいや……
 お風呂場での行為だから、クライマックスは全身ローション塗れになって抱き合うの、絶品なんだ。触れ合う人肌がパパのそれとは違っていて繊細で吸い付くみたく……いいえ融けあうみたいにさ、なんていうのか皮膚と皮膚の境界線がなくなるみたいな、ふわふわぬるぬるねちょねちょぐにゃぐにゃべちょどろりっって、快感っていう熱い鉄塊、マグマがそこにある感覚、粘膜、っていうしかない女同士でしか分かり合えないすっごい世界なの。


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