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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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片山未来(25)-5

 見ず知らずの他人ではなかった。
 おかげで話は早かった。
「寿くん、探偵さんになってたの」
 さすがにラブレター事件は大人になった未来にとっても「酷すぎる」仕打ちだったと思っているのか、ばつが悪そうな顔をしながら俺を迎え入れてくれた。
「興信所ってのは、実は出任せの嘘だよ」
「はあっ!?」
「つい最近、掃除屋の木俣って奴とヤッただろ? そいつから、脅せばヤレるビッチって聞いて、会う口実としてデタラメの身分作って来たんだ。けど、まさか楳村さんだったとはね」
「……名字変わってるから」
「分かってる。でもピンと来ないんだよな、片山さんとか呼ぶの。まあいいか、未来って呼ぶよ」

 未来はリビングのテーブルにもたれかかり、頭を抱え込んだ。
「どうしてこんなことに……」
 不倫がきっかけで木俣、そして続けざまに俺という脅迫者が現れたのだから、パニックになるのも無理はない。
「不注意だったね、としか言いようがないかなあ。不倫は気をつけてやらないと。木俣に目撃されちゃった相手の男は何者なの? そもそも、いつ結婚した?」
「結婚は、一年半前……その前からの元彼とも続いてて」
「なかなかやるねえ。小学生の頃からあんだけ可愛かったし、モテるの当然か。しかし自宅に引っ張り込むとは度胸あるよな。マジで性悪なビッチって感じ」
「やめてよ!」
「何か間違ったこと言ったか? 昔のこと思えば、因果応報と思って諦めもつくんじゃねえの。おかげさまで随分と傷ついたんだよなあ、俺」
 俺はネクタイを緩め、襟元をくつろげた。
「言っとくけど、相手が未来だって分かってますます興奮してるから。復讐のつもりでガンガン犯すよ。最初から俺と付き合ってればよかったって後悔するくらい、イカせまくってやるから」
 上着を脱ぎ捨て、ズボンを降ろした。
 パンパンに張り詰めたボクサーパンツは、我慢汁の染みまで作っていた。
「言っとくけど俺の持ちモン、なかなかの逸品だから。今まで咥え込んできた男たちと比べて、よく考えるといいよ。あのとき俺をこっぴどく振ったのが、どれだけの損失だったかってこと」
 フローリングの床にパンツも脱ぎ散らかし、下半身丸出しの俺は未来の正面に迫った。
 ワイシャツとソックスそのままでギン勃ちペニスを奮い立たせた俺の姿は、かなり間抜けだ。しかし未来からしてみれば、おぞましい強姦魔にしか見えないだろう。
「ヤダ……近寄らないでよ」
「拒否る訳? いいんだよ。木俣から貰ってる浮気の証拠写真、旦那さんに見せてやっから」
 殺し文句を突きつけられて、未来は黙り込んだ。
 俺を睨みつける表情が凄艶だった。


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