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よだかの星に微笑みを(第一部)
【SF 官能小説】

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岡田妹-2

渡された物は凄かった。幾らするのか分からない二十テラバイトも容量のあるディスクは、さしずめ女性器大図鑑だった。それも、小学生から中学生までのものばかりである。動画も画像もあった。官能小説に付けられるタグを全て用いても足りないほどバラエティーに富んだ内容だ。一日では見切れない。
罐の中には、子供の汚れたパンツがたくさん詰め込んであった。持ち主の写真もご丁寧に付けられていた。
間接的に俺は犯罪に関わってしまったのだ。そうは言っても、ポリアンナとのセックスこそ、まるっきり直接の犯罪なのだけれど。
その時、通信が入るのを感じた。ポリアンナの情報はもう来ないはずだった。
「おい、まんこ男!」
「マリエか。久しぶり。」
「うるさい! お前、組織の周りをちょろちょろし続けてるじゃないか。殺すぞ。」
「俺のせいじゃないよ。一回だけ実家の方で、変身した奴に会っちゃったけど。ハクビシン、どうしたんだ?」
「質問するな。ふん、じゃ、組織の者がもともと偶然お前の近くにいたってことか。嗅ぎ回るのはやめとけよ。」
「とにかく、俺は知らないよ。でも、ハクビシン連れてったカブトムシには会うかもしれないぞ。そいつのお姉さんが俺の同級生だからな。ああ、妹にも会ったよ。別に大した話もしてない。嗅ぎ回ったりするのはこっちもやりたくないし。あれ、あんた、そのにおい、生理か。うわ、初めて見た!」
「え? 始まってた? て、来やがった! どスケベ! まんこ人間! いつか個人的に殺すからな! 変身する前に金玉潰してやる。わあ、奥まで見に来るな! 最低だ!」
通信は切れた。ポリアンナのと形も色も違うのが新鮮だった。
川端康成が、女の人は誰でも魚のにおいがすると書いていたのを思い出した。あれは生理中の話だと了解した。


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