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呪いを解いて
【ガールズ 恋愛小説】

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私達のバレンタインデー-6

「百合香…なんかあった?」

その日の夜。彼女はベッドに入るなり、私にしがみついて離れない。

「別に…何かあったわけじゃないの。ちょっと…甘えたい気分なだけ」

抱きしめ返し、頭を撫でる。好きよ。と小さな声が聞こえた。私も。と返す。

「…海菜」

彼女の手が、服の隙間から私の腰を撫でた。服の中に入ろうとする彼女の手を掴んで止める。

「…こーらっ。ダメ」

「…少しだけ」

「少しじゃ済まないだろう?」

「…かもね。でも…お願い」

捕まえていない方の彼女の手が、私の頬を撫でた。懇願するように見つめる瞳に気圧され、溜息が漏れた。彼女の手を掴んでいた手の力が緩む。すかさず彼女は私の首に両腕を回し、唇を奪う。そのままくるりと半回転し、私が下になる。

「ん…も…う…っ…。強引だなぁ…」

「貴女だっていつも強引じゃない。…ねぇ、いい?」

「…全く君は…いつからそんなエッチな子になっちゃったの」

「…貴女のせいよ。だから責任取って抱かせて」

どこでそんな殺し文句を覚えてきたのか。
時計を確認する。まだ22時。朝起きるのが6時。

「…日付けが変わる前には寝かせてくれる?」

私が観念したように言うと、彼女はパッと目を輝かせた。
嬉しそうにこくこくと頷いてから、私の首にキスを落とす。私が抵抗しないことを確認してから、服のボタンを外していく。
結局その日眠りにつけたのは、日付が変わってからとなった。


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