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人妻危機管理室長・危機
【鬼畜 官能小説】

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虐走-1

 女たちは、カラーコンクリートに横座りしたまま咽び泣いていた。まず口を開いたのは千佳だ。
「もうこれで開放していただけるんでしょ?」
「なんで?」
「なんでって、十分満足なさったじゃないですか」
(私たちは女の一番恥ずかしい部分まで晒してしまいました。このうえ一体何を・・・)
口惜しさに千佳が美貌を歪める。
「俺たちは全然満足してねえよ。なあ悟?」
「ええ。人妻のアナルも経験したいし」
「ひ、酷い・・・。むごすぎます」
さんざん弄んだあげく、更に過酷な責め苦を強いる男たちに、二人の佳人は戦慄さえ覚えた。

「何か面白い遊びはないか?」
悟に尋ねた。精力旺盛な若い男でも、短時間に二回の射精はさすがにきつい。少しインターバルを置いて『勃ち』を回復させようというのだ。
「フォークで走り回りますか。こいつらをパレットに乗せて」
「おう、そいつはいいや。俺は舞依を頂くぜ」
 男たちは女をパレットに追い立て、キーを回した。エンジン式のそれの振動と騒音に、二人の美女は顔を引きつらせ、身を固くしている。
 悟が竜也に運転方法をレクチャーした。普通免許があれば、それほど難しいものではない。
「コーナーだけ注意してください。後輪が外に振れるので」
ノロノロと工場内を周回するうち、竜也も慣れてきた。
「オラオラ、こっちを向かねえかッ!肝心な所が見えねえだろッ」
バーにしがみつき、うずくまる舞依を怒鳴りつける。だが女は動かなかった。いや、足が竦んで動けなかったのだ。
「俺の命令を無視するのかッ!」
男がアクセルをグッと踏み込んだ。舞依が悲鳴を上げる。リミッターを解除し、違法改造したそのリフトは、驚くほどのスピードで工場内を疾走した。
「聞こえねえのかッ!こっちを向いて股をおっ広げろッ!」
「は、はい・・・」
囁くようなその声は、エンジン音にかき消され男の耳には届かない。
 コーナーに差し掛かった。側壁が舞依の目前に迫る。
(ぶつかるッ!)
思わず目を閉じたその鼻先を、スレート板がかすめ去る。
「許してッ、許して下さいッ!」
あらん限りの声を出して男に訴えた。
「何でも言うことを聞きますッ!だからもう許して下さいッ!」
ようやく男はアクセルを緩めた。
 舞依は運転席に向かってペタンと尻を着き、太腿を開いた。顔面は蒼白で、死刑執行を待つ囚人のように怯えた目をしている。それがまたサディストの竜也を刺激する。
「そこでオナニーしてみろ」
「・・・えっ・・・」
舞依にオナニーの経験は無いが、その意味は理解できる。
「どうやら歯向かうようだな」
竜也はアクセルを踏み込むと同時にリフトレバーを引いた。フォークがぐんぐんと上昇し、三メートルに達する。その位置でチルトレバーを操作し、前傾姿勢を保った。裸体が転げ落ちまいと、女は必死にバーにしがみついていた。
「ご、ごめんなさいッ!二度と逆らったりしませんッ!」
涙声で哀願するも、男は薄笑いを浮かべながら全裸の舞依を見上げている。それどころか更にレバーを操作して、傾斜をつけた。
「ヒイーーッ、お許しくださいッ。オナニーしますッ、オナニーさせて下さいッ!」
バーにしがみ付きながら、片手は自らの秘肉を押し開き、クリトリスに指腹を這わせた。
「最初から素直にしていれば怖い思いをしないで済んだんだ。分かったのか舞依ッ!」
地上に下ろされた女に向かって、頭ごなしに怒鳴りつけた。
「はい、二度と逆らいません。忠誠をちかいます」
オナニーしながら涙声で誓約するその姿に、竜也は満足気な笑みを浮かべていた。




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